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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
平谷 美樹(ヒラヤ ヨシキ)
1960年岩手県生まれ。大阪芸術大学卒業後、岩手県内で中学の美術教師を務める。2000年第一回小松左京賞受賞。2014年「風の王国」シリーズで歴史作家クラブ賞シリーズ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 平谷 美樹(ヒラヤ ヨシキ)
1960年岩手県生まれ。大阪芸術大学卒業後、岩手県内で中学の美術教師を務める。2000年第一回小松左京賞受賞。2014年「風の王国」シリーズで歴史作家クラブ賞シリーズ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
陸奥国の南端に位置する東堂藩の藩士、左馬之介、重蔵、隼人の三人は藩主からのお達しで江戸へ向かっていた。新政府派か佐幕派か、藩が今後の判断を迫られるなか、三人の意見は分裂する。新政府に従うことを決めた藩から、上野寛永寺周辺にたむろする彰義隊を討伐する命が下されるが、隼人は彰義隊への加入を志願していた。仲間が血を流し倒れるなか、重蔵はついに敵同士として隼人に対面する。斬り殺された重蔵の姿を見た左馬之介は、逃げ去った隼人を討つと誓うのだった。幕末の時代に翻弄された男たちの熱き友情を描く。著者百作目となる記念碑的快作!
陸奥国の南端に位置する東堂藩の藩士、左馬之介、重蔵、隼人の三人は藩主からのお達しで江戸へ向かっていた。新政府派か佐幕派か、藩が今後の判断を迫られるなか、三人の意見は分裂する。新政府に従うことを決めた藩から、上野寛永寺周辺にたむろする彰義隊を討伐する命が下されるが、隼人は彰義隊への加入を志願していた。仲間が血を流し倒れるなか、重蔵はついに敵同士として隼人に対面する。斬り殺された重蔵の姿を見た左馬之介は、逃げ去った隼人を討つと誓うのだった。幕末の時代に翻弄された男たちの熱き友情を描く。著者百作目となる記念碑的快作!