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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
片岡 義男(カタオカ ヨシオ)
1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、1974年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。1975年『スローなブギにしてくれ』で野性時代新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 片岡 義男(カタオカ ヨシオ)
1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、1974年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。1975年『スローなブギにしてくれ』で野性時代新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
母国語によって人は規定され、社会は言葉によって成立する。日本語のなかで生きる私たちはその歪みを通してしか考えられない。ではその歪みから自由になれるのだろうか。英語と日本語への熟考が、やがて読み手を世界の認識の根源まで導く。刊行時には「1997年は加藤典洋の『敗戦後論』と本書の出現で画期的な年として記憶されることになるだろうと思った」(高橋源一郎)と評された名著の復刊。
もくじ情報:第1部 アメリカ(湾岸戦争を観察した;フリーダムを実行する;遠近法の…(続く)
母国語によって人は規定され、社会は言葉によって成立する。日本語のなかで生きる私たちはその歪みを通してしか考えられない。ではその歪みから自由になれるのだろうか。英語と日本語への熟考が、やがて読み手を世界の認識の根源まで導く。刊行時には「1997年は加藤典洋の『敗戦後論』と本書の出現で画期的な年として記憶されることになるだろうと思った」(高橋源一郎)と評された名著の復刊。
もくじ情報:第1部 アメリカ(湾岸戦争を観察した;フリーダムを実行する;遠近法のなかへ);第2部 日本語(世界とは母国語の外のこと;母国語の性能が浪費される日々;ペシミズムを越えようとしていいのか)