|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
永井 荷風(ナガイ カフウ)
1879‐1959。東京生れ。高等商業学校附属外国語学校清語科中退。広津柳浪・福地源一郎に弟子入りし、ゾラに心酔して『地獄の花』などを著す。1903(明治36)年より’08年まで外遊。帰国して『あめりか物語』『ふらんす物語』(発禁)を発表し、文名を高める。’10年、慶応義塾大学教授となり「三田文学」を創刊。その一方、花柳界に入りびたって『腕くらべ』『つゆのあとさき』『〓東綺譚』などを著す。’52(昭和27)年、文化勲章受章。’17(大正6)年から没年までの日記『断腸亭日乗』がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 永井 荷風(ナガイ カフウ)
1879‐1959。東京生れ。高等商業学校附属外国語学校清語科中退。広津柳浪・福地源一郎に弟子入りし、ゾラに心酔して『地獄の花』などを著す。1903(明治36)年より’08年まで外遊。帰国して『あめりか物語』『ふらんす物語』(発禁)を発表し、文名を高める。’10年、慶応義塾大学教授となり「三田文学」を創刊。その一方、花柳界に入りびたって『腕くらべ』『つゆのあとさき』『〓東綺譚』などを著す。’52(昭和27)年、文化勲章受章。’17(大正6)年から没年までの日記『断腸亭日乗』がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
銀座の有名カッフェー「ドンフワン」でトップを張る女給君江は、うぶで素人のような雰囲気ながら二股三股も平気な女。そんな彼女の身辺でストーカーのような出来事が起きるが、君江は相も変わらず天性のあざとさで男たちを悩殺しては、翻弄していく。し…(続く)
銀座の有名カッフェー「ドンフワン」でトップを張る女給君江は、うぶで素人のような雰囲気ながら二股三股も平気な女。そんな彼女の身辺でストーカーのような出来事が起きるが、君江は相も変わらず天性のあざとさで男たちを悩殺しては、翻弄していく。しかし、にわかにもつれ始めた男女関係は思わぬ展開を呼び…(「つゆのあとさき」)。荷風が女給お蔦の身の上話を聞き取った少品も収録。