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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
千野 隆司(チノ タカシ)
1951年、東京都生まれ。國學院大學文学部文学科卒業。出版社勤務を経て、90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。2018年「おれは一万石」シリーズと「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞「シリーズ賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 千野 隆司(チノ タカシ)
1951年、東京都生まれ。國學院大學文学部文学科卒業。出版社勤務を経て、90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。2018年「おれは一万石」シリーズと「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞「シリーズ賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
金貸しのお絹は、お転婆な孫娘お鈴と二人暮らし。男前の役者市村團五郎が、次の舞台の衣装代十五両を借りに来た。早速、お絹はお鈴を連れて今月の芝居を見物するが、華がないと言い放つ。そして、命懸けで返しなと鉞を手に凄んで、十両だけ貸す。だが、團五郎は金を奪われてしまい…。同情したお鈴は、お絹の知恵を借りて嫉妬渦巻く芝居町の闇に挑んでいく。強欲だが罪を憎む祖母と孫娘の痛快事件帖。
金貸しのお絹は、お転婆な孫娘お鈴と二人暮らし。男前の役者市村團五郎が、次の舞台の衣装代十五両を借りに来た。早速、お絹はお鈴を連れて今月の芝居を見物するが、華がないと言い放つ。そして、命懸けで返しなと鉞を手に凄んで、十両だけ貸す。だが、團五郎は金を奪われてしまい…。同情したお鈴は、お絹の知恵を借りて嫉妬渦巻く芝居町の闇に挑んでいく。強欲だが罪を憎む祖母と孫娘の痛快事件帖。