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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
五木 寛之(イツキ ヒロユキ)
1932(昭和7)年、福岡県生れ。1947年に北朝鮮より引き揚げ。早稲田大学文学部ロシア文学科に学ぶ。1966年「さらばモスクワ愚連隊」で小説現代新人賞、1967年「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞、1976年『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 五木 寛之(イツキ ヒロユキ)
1932(昭和7)年、福岡県生れ。1947年に北朝鮮より引き揚げ。早稲田大学文学部ロシア文学科に学ぶ。1966年「さらばモスクワ愚連隊」で小説現代新人賞、1967年「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞、1976年『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
遠くなったあの時代が、活き活きと、温かく胸を満たす―。「チグハグさ」が魅力の寺山修司の才能、小林秀雄が漏らした死の真実、墓場までイメージを背負って去った八千草薫、徹夜麻雀で見せた秋山庄太郎の悪ガキ振り、瀬戸内寂聴との長く不思議な縁、…(続く)
遠くなったあの時代が、活き活きと、温かく胸を満たす―。「チグハグさ」が魅力の寺山修司の才能、小林秀雄が漏らした死の真実、墓場までイメージを背負って去った八千草薫、徹夜麻雀で見せた秋山庄太郎の悪ガキ振り、瀬戸内寂聴との長く不思議な縁、徳大寺有恒がヤクザ映画の主人公のように放った一言、追放者である人間の印を「刻印」された三木卓―。甦る昭和の思い出46編。
もくじ情報:寺山修司 ぼくはあなたよりも、あなたが読んでいる本に興味があるんだ;徳大寺有恒 命、お預かりします;小林秀雄 人間は生まれた時から、死へ向かってとぼとぼ歩いていくような存在です;八千草薫 激しい豪雨ではなく日本らしい雨期になって欲しいです;秋山庄太郎 鍛えれば歯茎でスルメでも〓めるんだ;三木卓 ぼくらは同じ刻印を背おった人間だから;藤子不二雄A みんな薄情なんだなあ;犬養道子 世の中はちょっとルーズなほうが住みやすいのよね;深作欣二 嘘をつくなら壮大な嘘をつこう;リチャード・アヴェドン わたしが撮ると、すべてが美しくなってしまう;石岡瑛子 優秀な人ばかりで作りあげた仕事は、百点はとれても百二十点はとれない;城山三郎 この人、君のお古じゃないんだろうね;芦田伸介 人生、思い通りにはいかないものです;瀬戸内寂聴 鏡花賞ほしいから選考委員やめようかな;林達夫 その土地に根ざしたものより、移植されて育った植物のほうが強い;大原麗子 やっぱり体温が伝わってくるって、いいね;立松和平 仏教は因果を説く宗教ではない;加藤唐九郎 男なら必ず振り向かなきゃ駄目だ;和田誠 絵は結局、相手が描くんだよ;阿佐田哲也 ぼくは、普通の職業につきたかったな〔ほか〕