|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
前田 勉(マエダ ツトム)
1956年、埼玉県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。愛知教育大学名誉教授。博士(文学)。専攻、日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 前田 勉(マエダ ツトム)
1956年、埼玉県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。愛知教育大学名誉教授。博士(文学)。専攻、日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
近世の日本では、古学をはじめとした儒学のほか、蘭学や国学などのさまざまな学問が生まれ、多くの個性豊かな思想家たちが誕生してきた。朱子学を支配的な思想とするかつての「常識」を否定し、「武威の国」日本の支配思想を兵学であるととらえ、その対立軸としての朱子学との関係を基本としながら、経済の発展とともに登場する蘭学・国学との関わりを説く。著者の近世日本思想史研究を決定づける一冊。
もくじ情報:近世日本思想史の四本軸;1 兵学(兵…(続く)
近世の日本では、古学をはじめとした儒学のほか、蘭学や国学などのさまざまな学問が生まれ、多くの個性豊かな思想家たちが誕生してきた。朱子学を支配的な思想とするかつての「常識」を否定し、「武威の国」日本の支配思想を兵学であるととらえ、その対立軸としての朱子学との関係を基本としながら、経済の発展とともに登場する蘭学・国学との関わりを説く。著者の近世日本思想史研究を決定づける一冊。
もくじ情報:近世日本思想史の四本軸;1 兵学(兵学と士道論―兵営国家の思想);2 朱子学(「武国」日本と儒学―朱子学の可能性);3 蘭学(功名心と「国益」―平賀源内を中心に);4 国学(近世天皇権威の浮上)