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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
笠井 亮平(カサイ リョウヘイ)
1976年愛知県生まれ。岐阜女子大学南アジア研究センター特別客員准教授。中央大学総合政策学部卒業後、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科で修士号取得。専門は日印関係史、南アジアの国際関係、インド・パキスタンの政治。在インド、中国、パキスタンの日本大使館で外務省専門調査員として勤務後、横浜市立大学、駒澤大学などで非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 笠井 亮平(カサイ リョウヘイ)
1976年愛知県生まれ。岐阜女子大学南アジア研究センター特別客員准教授。中央大学総合政策学部卒業後、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科で修士号取得。専門は日印関係史、南アジアの国際関係、インド・パキスタンの政治。在インド、中国、パキスタンの日本大使館で外務省専門調査員として勤務後、横浜市立大学、駒澤大学などで非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
マックス・ウェーバーが「『実利論』に比べればマキャヴェリの『君主論』などたわいもない」と評した、紀元前の古代インドで王へ統治の要諦を説いた幻の書。冷徹なリアリズムと緻密な世界観、外交とインテリジェンスを重視した最強の戦略書の真髄を、『孫子』との比較や現代インドの行動原理に照らしながら解説する。
もくじ情報:序章 マックス・ウェーバーとキッシンジャーを唸らせた『実利論』;第1章 古代インドと『実利論』の誕生;第2章 国家統治で追求すべきは「実利」;第3章 マンダラ外交の真髄;第4章 インテリジェンス・ウォーを勝ち抜くために;第5章 カウティリヤの兵法―『孫子』との比較から;第6章 『実利論』から見る近現代インドの外交と政治;終章 『実利論』から日本は何を学べるか