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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
東 徹(ヒガシ トオル)
精神科医。2006年京都大学医学部卒。高知医療センターで臨床初期研修修了。京都大学医学部付属病院、大阪赤十字病院精神神経科などを経て2021年より藍野花園病院。認知症啓発団体おれんじ畑代表。文学大賞、絵画大賞、音楽大賞を合わせた引きこもり文化祭も主催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 東 徹(ヒガシ トオル)
精神科医。2006年京都大学医学部卒。高知医療センターで臨床初期研修修了。京都大学医学部付属病院、大阪赤十字病院精神神経科などを経て2021年より藍野花園病院。認知症啓発団体おれんじ畑代表。文学大賞、絵画大賞、音楽大賞を合わせた引きこもり文化祭も主催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
なぜ長期間退院できないのか、なぜ家族は治療を拒否するのか、なぜ精神科病院は人里離れた場所や山の麓に多いのか―。精神科単科病院で亡くなっていった人たちの人生や、家族・友人との人間関係を通して、精神疾患を有する人の日常や精神科医療の実際を、現役精神科医が描き出す。
もくじ情報:序章 死は希望だ;第1話 2つの腫瘍と1つの死。その日、彼女は拒絶した;第2話 死してなお枕元に立つ;第3話 その死に誰が寄り添うか;第4話 説明が足りない!;第5話 履かずの靴下;第6話 精神科医は黙って身体管理;第7話 「無理な延命はしないで」の〓末;第8話 精神医療の闇の深さ;第9話 死は誰にも避けられないものとは知りながら;第10話 寝た子を起こすか起こさぬか;第11話 静かな諦念;第12話 どちらも本心である;第13話 最後に残るは生きる本能;終章 闇の中に見捨てられた命~比叡の空高く;特別編 相模原障害者施設殺傷事件と精神科医療