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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
氷室 冴子(ヒムロ サエコ)
’57年北海道岩見沢市生まれ。’77年『さようならアルルカン』で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞、作家デビュー。80年代から90年代にかけコバルト文庫の看板作家として活躍、一時代を築き上げる。2008年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 氷室 冴子(ヒムロ サエコ)
’57年北海道岩見沢市生まれ。’77年『さようならアルルカン』で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞、作家デビュー。80年代から90年代にかけコバルト文庫の看板作家として活躍、一時代を築き上げる。2008年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
佐保彦から「滅びの子」と詰られ昏倒した真秀は、若き日の日子坐がなした恐るべき陰謀、そして日子坐と母・御影の出会いを夢にみる。目覚めた真秀は佐保彦のもとへ走り「あたしたちをそっとしておいて」と訴えるが、かえって激しい憎悪を浴びせられる。果てしない憎しみの連鎖。なのにどうしてあたしは彼を憎みきれない!?真秀は己の思いがけない心に気づいて…。