ようこそ!
文庫
新書・選書
文芸
教養
人文
教育
芸術
児童
趣味
生活
地図・ガイド
就職・資格
語学
小学学参
中学学参
高校学参
辞典
コミック
ゲーム攻略本
エンターテイメント
日記手帳
社会
法律
経済
経営
ビジネス
理学
工学
コンピュータ
医学
看護学
薬学
出版社名:思文閣出版
出版年月:2025年2月
ISBN:978-4-7842-2105-9
350,11P 22cm
近世藩医の学問と医療環境
海原亮/著
組合員価格 税込 6,793
(通常価格 税込 7,150円)
割引率 5%
お取り寄せ
お届け日未定
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
近世は、ごく普通の人びとのあいだでも「病にかかったら医師に診てもらう」という考えが浸透していった時代である。しかしこの時代、公儀=幕府・藩は医療知識の獲得、社会への普及・提供に積極的な役割を果たすことはなく、社会全体を視野に入れた医療システムは、ついに構築されなかった。そうしたなかで、医学の発展を主導したのは、藩医身分の者たちだった。そこで本書は藩医たちに焦点を定め、その身分=生業の特質、知識や技術の獲得・継承と社会への普及のありようを明らかにし、さらにその実態が近代の医療制度をいかに規定し、継承されたかを論じる。
もくじ情報:第1部 藩医の身分と職分(知識・技術の所有と身分;藩医の職分とは何…(続く
近世は、ごく普通の人びとのあいだでも「病にかかったら医師に診てもらう」という考えが浸透していった時代である。しかしこの時代、公儀=幕府・藩は医療知識の獲得、社会への普及・提供に積極的な役割を果たすことはなく、社会全体を視野に入れた医療システムは、ついに構築されなかった。そうしたなかで、医学の発展を主導したのは、藩医身分の者たちだった。そこで本書は藩医たちに焦点を定め、その身分=生業の特質、知識や技術の獲得・継承と社会への普及のありようを明らかにし、さらにその実態が近代の医療制度をいかに規定し、継承されたかを論じる。
もくじ情報:第1部 藩医の身分と職分(知識・技術の所有と身分;藩医の職分とは何か―伊勢崎藩医の事例から;江戸の眼病療治―福岡藩医田原養卜「眼目療治帳」を素材として);第2部 近世の医学教育と医療環境(地方藩医の身分存立と学統―米沢藩伊東家の事例から;江戸時代の医学教育―米沢藩の事例から;鳥取藩在村の医療環境―嘉永・安政期「在方諸事控」を素材として);第3部 近世近代移行期の医療環境(医療環境の近代化過程―維新期の越前国府中を事例として;明治初期新川県の医療環境;近代医制の成立と漢方医―服部甫庵の事績をめぐって)
著者プロフィール
海原 亮(ウミハラ リョウ)
1972年、大阪府生まれ。住友史料館副館長。2003年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。主要著書:『洋学史研究事典』(共編、思文閣出版、2021年、第34回矢数医史学賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
海原 亮(ウミハラ リョウ)
1972年、大阪府生まれ。住友史料館副館長。2003年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。主要著書:『洋学史研究事典』(共編、思文閣出版、2021年、第34回矢数医史学賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)