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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
河合 香吏(カワイ カオリ)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。1961年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了、博士(理学)。主に東アフリカの牧畜社会を対象に、その生業や集団間関係について生態人類学的研究を進める。第1回日本ナイル・エチオピア学会高島賞(1995年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 河合 香吏(カワイ カオリ)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。1961年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了、博士(理学)。主に東アフリカの牧畜社会を対象に、その生業や集団間関係について生態人類学的研究を進める。第1回日本ナイル・エチオピア学会高島賞(1995年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
もくじ情報:Keynote 社会性について議論する前に(「社…(続く)
もくじ情報:Keynote 社会性について議論する前に(「社会性」とは何か、そしてその「起原」とは;カミと孤独、また世捨て人―「延長された社会性」の進化史的意義についての覚書;「車輪の再発明」は避けられるのか―生物学と社会科学の協同による社会進化論);1 社会性の「核」とは何か?(社会の糸、社会の神秘―伊谷純一郎以来の探究をめぐって;ただ近くにいる同所性の根源的意味―何もしない父親の子育て ほか);2 社会性が現れる場のエスノグラフィー(他者から/へのまなざしと集合的技術の生成―チテメネ開墾作業を支える社会性;離合集散しづらくなったらどうするか?―社会性からみる飲酒と移動 ほか);3 「社会性の差分」を見つけ出すために(社会性のオントロギー―イヌイトの共食が拓く人類の社会性の起原と進化をめぐる問い;ニホンザルのアカンボウの集まり―地域間比較の試み ほか);4 「ヒトの社会性の起原と進化」を越えて(世界の終わりと動物のエスノグラフィー;サルを観察する人、人を観察するサル―大水無瀬島と情島におけるサルと人の異種間相互行為 ほか)