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出版社名:講談社
出版年月:2025年4月
ISBN:978-4-06-539326-0
277P 19cm
地中海世界の歴史 6/「われらが海」の覇権 地中海世界帝国の成立/講談社選書メチエ 806
本村凌二/著
組合員価格 税込 2,299
(通常価格 税込 2,420円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:一人の歴史家の視点で古代地中海文明の4000年を描く全8巻シリーズ、好評第6巻。講談社選書メチエ創刊30周年特別企画。地中海の覇権を握ったローマが、カエサルとアウグストゥスという二人の傑物を軸に、地中海を取り囲む帝国へと発展する200年あまりを描く。王の独裁を嫌い、長い時間をかけて共和政を完成させてきたローマは、なぜ帝政へと転換したのだろうか。前146年に宿敵カルタゴを倒した地中海の覇者は、混迷の中にあった。グラックス兄弟の改革は二人の非業の死で終わり、マリウス、スッラ、クラッスス、ポンペイウスら有力者が競い合う。やがて頭角を現したユリウス・カエサルは、終身独裁官の地位を得たものの、…(続く
内容紹介:一人の歴史家の視点で古代地中海文明の4000年を描く全8巻シリーズ、好評第6巻。講談社選書メチエ創刊30周年特別企画。地中海の覇権を握ったローマが、カエサルとアウグストゥスという二人の傑物を軸に、地中海を取り囲む帝国へと発展する200年あまりを描く。王の独裁を嫌い、長い時間をかけて共和政を完成させてきたローマは、なぜ帝政へと転換したのだろうか。前146年に宿敵カルタゴを倒した地中海の覇者は、混迷の中にあった。グラックス兄弟の改革は二人の非業の死で終わり、マリウス、スッラ、クラッスス、ポンペイウスら有力者が競い合う。やがて頭角を現したユリウス・カエサルは、終身独裁官の地位を得たものの、元老院貴族の反感を買って暗殺されるが、彼がその素質を見抜き、目をかけた少年が、姉孫のオクタウィアヌスだった。カエサルの死後、アントニウスとクレオパトラの連合軍を破ったオクタウィアヌスは、初代皇帝アウグストゥスと呼ばれるが、あくまで「共和政国家の元首」として振る舞いつつ、帝政を建設する。しかし、カエサルに始まるローマ皇帝の系譜「ユリウス・クラウディウス朝」はその後、苦悩続きとなる。期待されつつ早世したゲルマニクス、狂気を帯びた皇帝カリグラ、母に疎まれ続けたクラウディウス、暴君の代名詞・ネロ。一方、この時代の帝国の華やかさと豊かさは、ポンペイの遺跡の中に見出すことができる。はじめに第一章 覇者は混迷を深める1 「特異なる民」の神と神々2 グラックス兄弟とその母3 内乱のローマ--マリウスvs.スッラ4 大ポンペイウスの勝利第二章 「運命の寵児」の栄光と死1 進撃する「わが友カエサル」2 「殺されるべくして殺された」3 アントニウスとクレオパトラ4 カエサルは妻を愛したか?第三章 「尊厳なる者」の帝国と都1 共和政の元首・アウグストゥス2 私人として、公人として3 平和のなかの詩人たち4 ローマ市街の碑文を歩く第四章 血族の権威と引力1 ゲルマニクスの幻影2 狂気と不機嫌の皇帝--カリグラとクラウディウス3 暴君にして芸能人--ネロとその時代4 手懐けられる民衆5 ポンペイ・グラフィティの世界おわりに参考文献索引
宿敵カルタゴを倒した地中海の覇者は、混迷を深めていた。グラックス兄弟の改革は二人の非業の死で終わり、マリウス、スッラ、ポンペイウスらが権力を競うなかで、頭角を現したのが「運命の寵児」カエサルだった。やがてその後継者オクタウィアヌスが「元首」となり、独裁を嫌ったはずの共和政ローマは、帝政へと転換する。狂気の皇帝カリグラ、暴君の代名詞ネロ―。帝国の未来が見えないなか、都市ポンペイを悲劇が襲う。
もくじ情報:第一章 覇者は混迷を深める(「特異なる民」の神と神々;グラックス兄弟とその母;内乱のローマ―マリウスvs.スッラ;大ポンペイウスの勝利);第二章 「運命の寵児」の栄光と死(進撃する「わが友カエサル」;「殺されるべくして殺された」;アントニウスとクレオパトラ;カエサルは妻を愛したか?);第三章 「尊厳なる者」の帝国と都(共和政の元首アウグストゥス;私人として、公人として;平和のなかの詩人たち;ローマ市街の碑文を歩く);第四章 血族の権威と引力(ゲルマニクスの幻影;狂気と不機嫌の皇帝―カリグラとクラウディウス;暴君にして芸能人―ネロとその時代;手なずけられる民衆;ポンペイ・グラフィティの世界)
著者プロフィール
本村 凌二(モトムラ リョウジ)
1947年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学・西洋史学)。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授、早稲田大学国際教養学部特任教授を経て、東京大学名誉教授。おもな著書に『薄闇のローマ世界―嬰児遺棄と奴隷制』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)、『馬の世界史』(中公文庫、JRA賞馬事文化賞)ほかがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
本村 凌二(モトムラ リョウジ)
1947年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学・西洋史学)。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授、早稲田大学国際教養学部特任教授を経て、東京大学名誉教授。おもな著書に『薄闇のローマ世界―嬰児遺棄と奴隷制』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)、『馬の世界史』(中公文庫、JRA賞馬事文化賞)ほかがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)