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出版社名:九州大学出版会
出版年月:2025年4月
ISBN:978-4-7985-0385-1
268,12P 22cm
「第三帝国」以前の「第三の国」 ドイツと日本におけるネオ・ヨアキム主義/九州大学人文学叢書 24
小黒康正/著
組合員価格 税込 3,762
(通常価格 税込 3,960円)
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内容紹介・もくじなど
12世紀イタリア、フィオーレのヨアキムの歴史思想に由来する理念「第三の国」が、もともとナチスの「第三帝国」とは異なる意味で用いられ、19世紀後半から第一次世界大戦期までのヨーロッパやロシア、日本に多大な影響を与えたことは、いまだ学術的に究明されていない。本書では、イプセンやメレシコフスキー、カンディンスキー、トーマス・マンから日本の雑誌『第三帝国』にいたるまで、「第三帝国」das Dritte Reich以前の「第三の国」das dritte Reichをめぐる東西の言説を初めて本格的に検討し、未開拓領域の全容を明らかにする。
もくじ情報:序;第一章 ネオ・ヨアキム主義;補遺一 「第三帝国」研…(続く
12世紀イタリア、フィオーレのヨアキムの歴史思想に由来する理念「第三の国」が、もともとナチスの「第三帝国」とは異なる意味で用いられ、19世紀後半から第一次世界大戦期までのヨーロッパやロシア、日本に多大な影響を与えたことは、いまだ学術的に究明されていない。本書では、イプセンやメレシコフスキー、カンディンスキー、トーマス・マンから日本の雑誌『第三帝国』にいたるまで、「第三帝国」das Dritte Reich以前の「第三の国」das dritte Reichをめぐる東西の言説を初めて本格的に検討し、未開拓領域の全容を明らかにする。
もくじ情報:序;第一章 ネオ・ヨアキム主義;補遺一 「第三帝国」研究における「第三の国」;第二章 背教者ユリアヌス;第三章 日本における「第三の国」;第四章 東西交点としての「第三の国」;第五章 異端の正統者ルードルフ・カスナー;第六章 東方からの黙示;第七章 ユーリウス・ペーターゼンの憧憬;結び 「第三の国」の行方;補遺二 日本におけるナチス研究の躓き
著者プロフィール
小黒 康正(オグロ ヤスマサ)
1964年生まれ。北海道小樽市出身。博士(文学、九州大学)。九州大学大学院人文科学研究院教授。日本学術会議連携会員、日本独文学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
小黒 康正(オグロ ヤスマサ)
1964年生まれ。北海道小樽市出身。博士(文学、九州大学)。九州大学大学院人文科学研究院教授。日本学術会議連携会員、日本独文学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)