内容紹介：聖書を読んでもピンと来ない。専門家の説明を読んでも、もやもやする。そんなあなたに贈る福音書の手引き。人間文明の陥穽を批判し、空の鳥や野の花の生を賞揚したイエスの真情を、使徒の想いが創りだした教理や文献資料の限界を超えて掴みとる哲学者の探究。
聖書を読んでもピンと来ない。専門家の説明も、もやもやする。そんなあなたに贈る福音書の手引き。洗礼者ヨハネの想いを継ぎ、文明の欺瞞を批判し、自然のいのちに寄り添うイエスの真情に、使徒たちの悲痛と苦悩が生みだした教理や文献資料の限界を超えて肉薄する。
もくじ情報：１　キリスト教の原像；２　イエスの教えを理解するために；３　マタイによる福音書を中心に；４　イエスの教えの探究；５　イエスのたとえ話；６　人の子イエスとは

八木　雄二(ヤギ　ユウジ)
１９５２年、東京生まれ。慶應義塾大学大学院哲学専攻博士課程修了。文学博士。専門はドゥンス・スコトゥスの哲学。現在、東京港グリーンボランティア代表。東京キリスト教神学研究所所長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）