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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
寺地 はるな(テラチ ハルナ)
1977年、佐賀県生まれ。2014年、『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。令和2年度咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞。2021年、『水を縫う』で第9回河合隼雄物語賞を受賞。2024年、『ほたるいしマジカルランド』で第12回大阪ほんま本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 寺地 はるな(テラチ ハルナ)
1977年、佐賀県生まれ。2014年、『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。令和2年度咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞。2021年、『水を縫う』で第9回河合隼雄物語賞を受賞。2024年、『ほたるいしマジカルランド』で第12回大阪ほんま本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
大阪の空堀商店街で『ソノガラス工房』を営む道と羽衣子。兄の道はコミュニケーションが苦手で、「みんな」と協調することができない。妹の羽衣子は、何事もそつなくこなせるが、突出した「何か」がなく、自分の個性を見つけられずにいた。正反対のふたりは、祖父の遺言で共に工房を継いでからも衝突が絶えなかったが、ある日「ガラスの骨壺が欲しい」という依頼が舞い込み―。兄妹が過ごした十年間を描く傑作。
大阪の空堀商店街で『ソノガラス工房』を営む道と羽衣子。兄の道はコミュニケーションが苦手で、「みんな」と協調することができない。妹の羽衣子は、何事もそつなくこなせるが、突出した「何か」がなく、自分の個性を見つけられずにいた。正反対のふたりは、祖父の遺言で共に工房を継いでからも衝突が絶えなかったが、ある日「ガラスの骨壺が欲しい」という依頼が舞い込み―。兄妹が過ごした十年間を描く傑作。