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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
姫野 カオルコ(ヒメノ カオルコ)
作家。姫野嘉兵衛の表記もあり(「嘉兵衛」の読みはカオルコ)。1958年滋賀県甲賀市生れ。『昭和の犬』で第150回直木賞を受賞。『彼女は頭が悪いから』で第32回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 姫野 カオルコ(ヒメノ カオルコ)
作家。姫野嘉兵衛の表記もあり(「嘉兵衛」の読みはカオルコ)。1958年滋賀県甲賀市生れ。『昭和の犬』で第150回直木賞を受賞。『彼女は頭が悪いから』で第32回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
人の「顔色」を窺い、「顔」を窺い続けてきた作家・姫野カオルコ。〈いまだに人の顔色を窺って窺って暮らしている〉からこそ見える「顔」と、顔を通して見える時代、社会、人間のありようを、鋭く、可笑しく、愛をこめて綴る。確かな観察眼と独自の美意識あふれる、顔×映画・ロボット・漫画随筆集。
もくじ情報:1 美文字と、映画『女の園』『女學生記』;2 あのころの芸能人は何が命?;3 『福田村事件』から、老いらくの志;4 大谷翔平の顔、あのロボットの顔;5 『伊豆の踊子』ひとり映画祭;6 ボンカレー、焼津、おから、昭和は遠くなりにけり;7 賞と犬、メッシのほかにも名優犬はたくさん;8 わしゃあ、死んでも本望じゃ;9 『春琴抄』ひとり映画祭;10 眉の向こうに、見えるもの;11 顰蹙を買った、たわわなポスター;12 アラン・ドロンと〈ハンサム〉の時代;13 ソフトフォーカスでエロ映画を女性向きに作戦―『エマニエル夫人』と『ビリティス』、誤解の明と暗