|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
椎名 誠(シイナ マコト)
1944年6月東京都生まれ。東京写真大学中退。世界の辺境地区への旅をライフワークにしている。79年、エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。89年『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で第11回日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 椎名 誠(シイナ マコト)
1944年6月東京都生まれ。東京写真大学中退。世界の辺境地区への旅をライフワークにしている。79年、エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。89年『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で第11回日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
新型コロナウイルスに感染。その後遺症、進む老い、逆に進まない原稿と、もろもろに悩まされる日々。80歳を前に、募る一方の「失踪」への願望。日記形式で綴られる、サイアク、しかしときどきサイコウな、ある一年の記録。いずれも6歳上の、実兄、会社員時代の上司、先輩作家らとの思い出「三人の兄たち」、壮絶な闘病の顛末「新型コロナ感染記」も収録。作家生活45周年を突破したシーナの現在地。
もくじ情報:失踪願望。(カニカマ、骨折、コルセット 二〇二一年四月と五月;海苔弁、コロナ、Xデー 二〇二一年六月;禁酒、漂流、金メダル 二〇二一年七月;相棒、オアシス、後遺症 二〇二一年八月;返納、お帰り、おとなり座 二〇二一年九月;衆愚、減薬、初投票 二〇二一年一〇月;講演、ブンガク、紅葉狩り 二〇二一年一一月;族長、満月、ガイコツテレビ 二〇二一年一二月;夫婦、胃カメラ、あすなろ忌 二〇二二年一月;冬ウツ、貧困、ウクライナ 二〇二二年二月;SF、寅さん、失踪名人 二〇二二年三月;通院、タケノコ、春の海 二〇二二年四月;東北、賢治、初シュジュツ 二〇二二年五月;アオムシ、生還、誕生日 二〇二二年六月);三人の兄たち;新型コロナ感染記