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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
温 又柔(オン ユウジュウ)
1980年台北生まれ。幼少時に来日し、東京で育つ。2009年、「好去好来歌」で第33回すばる文学賞佳作を受賞しデビュー。2016年『台湾生まれ日本語育ち』で第64回日本エッセイスト・クラブ賞、2020年『魯肉飯のさえずり』で第37回織田作之助賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 温 又柔(オン ユウジュウ)
1980年台北生まれ。幼少時に来日し、東京で育つ。2009年、「好去好来歌」で第33回すばる文学賞佳作を受賞しデビュー。2016年『台湾生まれ日本語育ち』で第64回日本エッセイスト・クラブ賞、2020年『魯肉飯のさえずり』で第37回織田作之助賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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台湾で生まれ、日本で育った著者が、複数の言語のはざまに立ち、「正しい」日本語を揺さぶりながら、言語の豊かさを紡ぎ出す。李良枝、呉濁流、グロリア・アンサルドゥーアなど先人たちの言葉を糧にしながら、日本語と向き合い、作家として自分の言葉を綴るまでの軌跡をたどる。散文と講演録、創作を収めた、ポリフォニ…(続く)
台湾で生まれ、日本で育った著者が、複数の言語のはざまに立ち、「正しい」日本語を揺さぶりながら、言語の豊かさを紡ぎ出す。李良枝、呉濁流、グロリア・アンサルドゥーアなど先人たちの言葉を糧にしながら、日本語と向き合い、作家として自分の言葉を綴るまでの軌跡をたどる。散文と講演録、創作を収めた、ポリフォニックな一冊。
もくじ情報:百年めの誓い;日本語のなかの何処かへ(宣戦布告;私のものではない日本語;独特の胸騒ぎ;舌の叛乱;虐殺と言語;「百年」の孤独;もしも私が…;たとえば彼女なら…;思い出させる存在;この名にちなんで;考える時間;私たちが愉快でいられるために;付録 引用出典に関するメモ);言葉の居場所を探して―李良枝再読のために;ポリフォニーに還る(創作の中で煌めく〈真実〉;天皇のいなくなった国で、生まれて;「私」の小説);おてんきゆき