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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
近田 文弘(コンタ フミヒロ)
国立科学博物館名誉研究員、理学博士。新潟県新発田市生まれ。京都大学大学院理学研究科修士課程を経て、国立科学博物館植物研究部植物第一研究室長。専門は植物分類学。タイ国および中国長江流域と天山シルクロードの植物相調査に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 近田 文弘(コンタ フミヒロ)
国立科学博物館名誉研究員、理学博士。新潟県新発田市生まれ。京都大学大学院理学研究科修士課程を経て、国立科学博物館植物研究部植物第一研究室長。専門は植物分類学。タイ国および中国長江流域と天山シルクロードの植物相調査に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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長きにわたり第一線で活躍してきた植物学者が、長年の観察と研究で「イチョウ」の真の姿を解き明かす。太古から受け継がれる命の力とは?精子が水中を泳ぐ不思議な繁殖法。葉や幹の形、黄葉の美しさ。江戸・明治期の研究と日本への伝来。身近な樹木として日本人と歩んできた歴史。さまざまな角度から描かれる「イチョウ」の姿。身近な一本の木が、科学と文化をつなぐ存在であることに、読むほどに気付かされるだろう。
もくじ情報:第1部 イチョウの樹木学(分類学から見たイチョウと、その研究史;イチョウの樹木学的特徴;ギンナン栽培の展開);第2部 歴史の中のイチョウ(江戸時代に起きたヨーロッパ植物学の大発展とその日本への影響;開国前夜の幕府の混乱と明治への曙光;創世記の東京大学)