第３９回（２０１５年）日本アカデミー賞　最優秀脚本賞、最優秀主演女優賞〈安藤サクラ〉
斎藤一子は３２歳にもなって、実家に引きこもり、自堕落な生活を送っていた。やがて離婚や家族との大ゲンカを経て、一子が家を出ることに。あてもお金もなく、仕方なく１００円ショップの深夜労働をながら一人暮らしを始めた彼女は、帰り道に通るボクシングジムで寡黙に練習するボクサー狩野と出会い、人生に変化が訪れるが…。負けっぱなしの人生から這い上がろうとする女と挫折を経験した男の、再生の物語。Ｒ－１５＋