内容紹介：律令国家の東北侵攻に真っ向から挑んだ古代蝦夷の族長アテルイ（阿弖流為）の歴史像は、いまだ謎に包まれている。古代東北史文献・考古の第一人者らがアテルイの歴史像をめぐって激論を交わし、その生き様と時代の真相を解き明かす。内容：アテルイと東北古代史　熊谷公男著．　アテルイの歴史像　熊谷公男〔ほか〕述　樋口知志〔ほか〕述　鈴木拓也〔ほか〕述．　胆沢城・志波城・徳丹城　西野修著．　志波・和我の集落遺跡　村田淳著．　胆沢周辺の集落遺跡と墳墓　髙橋千晶著
もくじ情報：アテルイと東北古代史；第１部　座談会アテルイの歴史像（アテルイの育った世界；アテルイの参戦と延暦八年の戦い；延暦十三年・二十年の戦いとアテルイの降伏；アテルイが残したもの）；第２部　考古学とアテルイの世界（胆沢城・志波城・徳丹城；志波・和我の集落遺跡；胆沢周辺の集落遺跡と墳墓；アテルイ関係史料）

熊谷　公男(クマガイ　キミオ)
１９４９年生れ、東北学院大学文学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）