企業実務の立場から、就業規則の作成手続きと効力に関するルールを説き、必要不可欠と思われるモデル条文を掲げて、その意味と現在の労働法令上の根拠を示し、あわせて職場で生じやすい問題について判例をもとに解説しました。各条文の「基本的な考え方」に加え、条文の運用上問題となりやすい事項を「チェックポイント」「問題点」として詳述し、検討を要する実例も例示しました。第４版は、働き方改革関連法を踏まえて改訂し、ハラスメント対応、副業、時間外労働の上限規制、年休の確実な取得なども追加しました。

どこを見直したらいいか。働き方改革関連法対応。実務担当者必携！
もくじ情報：就業規則のルール；総則；人事；服務規律；労働時間；休暇、休業；賃金；退職金；安全衛生・災害補償；表彰・懲戒；教育・研修、福利厚生、職務発明；パート・有期契約社員、無期転換社員

中山　慈夫(ナカヤマ　シゲオ)
早稲田大学法学部卒業。１９７８年弁護士登録。第一東京弁護士会所属。最高裁判所司法研修所教官（２０００～０３年）。東京大学法科大学院客員教授（０４～０７年）。経営法曹会議事務局長（０９～１３年）、常任幹事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）