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出版社名:講談社
出版年月:2026年10月
ISBN:978-4-06-545517-3
241P 15cm
パスカル対モンテーニュ 死をめぐる思想対決/講談社学術文庫 2940
山上浩嗣/〔著〕
 
組合員価格 税込 1,188円
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:『エセー』の著者ミシェル・ド・モンテーニュ(1533-92年)と『パンセ』の著者ブレーズ・パスカル(1623-62年)--フランスが生んだ二人の巨人は、一見すると正反対の思想を説いたように見える。短い生が過ぎ去るのを惜しみ、自然からの恩恵である感覚的な歓びを、今この瞬間に十全に味わい、反芻する、と宣言したモンテーニュ。それに反発して、はかない現世の享楽を斥け、信仰に生涯を捧げることで、来世への「希望」というこの世の最大の幸福が得られる、と力説したパスカル。この二人は生きる時代をともにすることがなかったため、もちろん直接の交流はない。だが、パスカルは先人モンテーニュを最大の論敵と見定め…(続く)
内容紹介:『エセー』の著者ミシェル・ド・モンテーニュ(1533-92年)と『パンセ』の著者ブレーズ・パスカル(1623-62年)--フランスが生んだ二人の巨人は、一見すると正反対の思想を説いたように見える。短い生が過ぎ去るのを惜しみ、自然からの恩恵である感覚的な歓びを、今この瞬間に十全に味わい、反芻する、と宣言したモンテーニュ。それに反発して、はかない現世の享楽を斥け、信仰に生涯を捧げることで、来世への「希望」というこの世の最大の幸福が得られる、と力説したパスカル。この二人は生きる時代をともにすることがなかったため、もちろん直接の交流はない。だが、パスカルは先人モンテーニュを最大の論敵と見定め、その思想を深く理解した上で、それに挑むようにして『パンセ』を執筆していった。事実、パスカルはこんな一文を残している--「モンテーニュのなかに私が見ることのすべてを、私はモンテーニュのなかにではなく、私のなかに見つける」。このような深い共感を示しつつ、しかしパスカルはモンテーニュの「死についてのまったく異教的な考え」を問題視した。パスカルはそれを徹底的に攻撃し、それとは対極にあるキリスト教が説く死への向き合い方を伝えようと尽力した。パスカルにとって、死をめぐる思想の本質は、1) メメント・モリ(死を想え)、2)「気晴らし」、3) 来世への希望の三点に関連している。本書は、パスカルが作中でモンテーニュに直接言及している箇所を紹介したあと(第一章)、これら三点のそれぞれについて、二人の具体的な文章を通じてわかりやすく説明していく(第二章から第四章)。時代としてはあとになるパスカルの考えを先に見て、次にモンテーニュの思想を見ていく。「死」という誰にとっても無縁ではいられない重要な主題について考え抜いた二人の知の巨人パスカルとモンテーニュ。あなたはどちらに共感し、どちらに軍配を上げるだろうか?
『エセー』の著者ミシェル・ド・モンテーニュ(一五三三‐九二年)と『パンセ』の著者ブレーズ・パスカル(一六二三‐六二年)―フランスが生んだ二人の巨人は、一見正反対の思想を説いている。だが、モンテーニュを最大の論敵と見定めたパスカルは、同時に深い共感を先人に抱いた。「死」という究極の問題をめぐる対決の行方は?(文庫書き下ろし)
もくじ情報:第一章 パスカルのモンテーニュへの批判と称賛―パスカルによるモンテーニュへの直接的言及(『エピクテートスとモンテーニュに関するサシ氏との対話』におけるモンテーニュ像;『パンセ』におけるモンテーニュ批判 ほか);第二章 メメント・モリ(パスカル;モンテーニュ);第三章 気晴らし(パスカル;モンテーニュ);第四章 来世への希望(パスカル;モンテーニュ);第五章 モンテーニュの「無頓着」について―モンテーニュは「だらしなくふんわりと」死のうとしたのか(自然への随順;精神の自律性 ほか)
著者プロフィール
山上 浩嗣(ヤマジョウ ヒロツグ)
1966年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。パリ・ソルボンヌ大学にて文学博士号。現在、大阪大学大学院人文学研究科教授。専門は、フランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
山上 浩嗣(ヤマジョウ ヒロツグ)
1966年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。パリ・ソルボンヌ大学にて文学博士号。現在、大阪大学大学院人文学研究科教授。専門は、フランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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