内容紹介：花色、花形、品種が豊富な秋の代表花・大ギク。見栄えのする大輪の花を姿よろしく咲かせるには、いくつかのテクニックをマスターする必要がある。本書では三本仕立てを中心にダルマづくり、福助づくりの管理・作業を1年間にわたってわかりやすく解説します。
観賞ギクの代表種ともいえる大ギクは、栽培に力を注げば注ぐほど、その努力に報いて、豪華な花を咲かせてくれるつくり甲斐のある植物。基本となる三本仕立てを中心に、上手に仕立てるコツのすべてを紹介する。
もくじ情報：主な品種と仕立て方（厚物；厚走り；太管；間管；細管　ほか）；１２か月の管理と作業；初めての大ギク栽培―基礎知識（キクの性質；園芸種のいろいろ；キクづくりの鉢、用具、資材；キクと培養土；栽培する場所　ほか）

山本　和美(ヤマモト　カズミ)
１９３０年、兵庫県生まれ。植物の魅力にひかれて４０余年、とりわけキクについての造詣が深い。（有）フローラルハイツを経営するかたわら、東京都世田谷区役所後援“花のある町に心のふれあいとキクの香りを広げよう”をテーマとした活動で、中心的な役割を果たす。１９８３年からＮＨＫテレビ「趣味の園芸」講師として、キクづくりの普及に努め現在に至る。現在、東京菊花会会長、審査長、日本菊花全国大会実行委員、同常任理事、同副審査長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）