単なるテロ集団のように見られる彼らの行動の背景にあるイスラーム教とアラブ民族２０００年の伝統的な性格を具体的な事例を通してわかりやすく解説。
もくじ情報：第１章　生まれたイスラームへの脅威と関心（イスラーム脅威論の台頭；イスラーム教は恐怖の宗教か）；第２章　イスラーム運動の起因と主張（イスラーム運動の起因；現代イスラーム運動の主張；指導的イスラーム運動の実例）；第３章　イスラームにおける聖戦とテロリズム（聖戦と復讐；イスラームとテロリズム）

渥美　堅持(アツミ　ケンジ)
１９３８年北海道生まれ。拓殖大学政経学部卒。６４～７１年カイロのアズハル大学に留学。専門は中東政治分析、中東地域研究。現在、東京国際大学国際関係学部教授、（財）昭和経済研究所アラブ調査室長、拓殖大学講師。アジア親善交流協会企画委員、アラブ戦略問題懇話会代表世話人のほか多くの役職を兼務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）