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出版社名:共立出版
出版年月:2003年3月
ISBN:978-4-320-01730-6
147P 22cm
幾何的散乱理論/新しい解析学の流れ
Richard B.Melrose/著 井川満/訳
組合員価格 税込 2,926
(通常価格 税込 3,080円)
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近年、偏微分方程式や量子力学との関連で注目されている「散乱理論」の全体像を手際よくまとめた専門的入門書。
近年、偏微分方程式や量子力学との関連で注目されている「散乱理論」の全体像を手際よくまとめた専門的入門書。
内容紹介・もくじなど
この講義録は散乱理論の全体を、技術的細部には立ち入らないで、見渡すことを目指したものである。本書の視点の中心は「散乱理論とは、無限遠点において一様な構造をもつ完備な多様体の上に定義された楕円型作用素の、連続スペクトルの助変数付けを提供するものである」というものである。散乱理論の基礎的枠組みを導き出すために、簡単で、かつ基本的であるユークリッド空間上のラプラス作用素の考察をはじめの2回の講義で行う。次の3回の講義では、ユークリッド散乱の諸種の結果と、それらの証明に用いられる方法とが概説される。最後の3回の講義で、これらの考え方は非ユークリッド的な状況へと拡張される。
もくじ情報:第1講 ユークリ…(続く
この講義録は散乱理論の全体を、技術的細部には立ち入らないで、見渡すことを目指したものである。本書の視点の中心は「散乱理論とは、無限遠点において一様な構造をもつ完備な多様体の上に定義された楕円型作用素の、連続スペクトルの助変数付けを提供するものである」というものである。散乱理論の基礎的枠組みを導き出すために、簡単で、かつ基本的であるユークリッド空間上のラプラス作用素の考察をはじめの2回の講義で行う。次の3回の講義では、ユークリッド散乱の諸種の結果と、それらの証明に用いられる方法とが概説される。最後の3回の講義で、これらの考え方は非ユークリッド的な状況へと拡張される。
もくじ情報:第1講 ユークリッドラプラス作用素;第2講 Rnにおけるポテンシャル散乱;第3講 散乱の逆問題;第4講 跡公式と散乱極;第5講 障害物による散乱;第6講 散乱的計量;第7講 円柱状端;第8講 双曲的計量
著者プロフィール
Melrose,Richard B.(MELROSE,RICHARD B.)
1949年オーストラリア生まれ。英国ケンブリッジ大学で学位取得。現在、マサチューセッツ工科大学教授。専門は偏微分方程式論。1990年ICM京都で全体講演
Melrose,Richard B.(MELROSE,RICHARD B.)
1949年オーストラリア生まれ。英国ケンブリッジ大学で学位取得。現在、マサチューセッツ工科大学教授。専門は偏微分方程式論。1990年ICM京都で全体講演

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