子どもの本とその作家たちの研究者が、宮沢賢治、小川未明、浜田公介、新見南吉から安房直子まで、作家とその作品の魅力を論じる。

もくじ情報：１　児童文学作家と作品の魅力（小川未明―お伽噺から近代童話への黎明；浜田広介―新しい幼年童話の開拓者；宮沢賢治―現代の民話の造型　ほか）；２　現代の児童文学（転換期の作家―壺井栄、国分一太郎、福田清人、北畠八穂、石井桃子；空想物語の現代的開花―いぬいとみこ、佐藤さとる；読者意識の方向―山中恒、古田足日　ほか）；３　作品の中の人物像（「先生」；「母」；「父」　ほか）

岡田　純也(オカダ　ジュンヤ)
１９３９年１２月１２日、旧満州奉天市に生まれ、次いで大連市で乳幼児期を過ごす。１９６７年京都女子大学児童学科助手就任。１９６９年３月、立教大学大学院（博士課程）退学。１９７１年京都女子大学児童学科助教授。１９８６年８月、子どもの文化教育研究所理事に就任。１９８８年京都女子大学教授。１９９２年１０月、日本こどもの本学会副会長。１９９３年４月、京都女子学園理事・評議員。京都女子大学教務部長兼務。京都女子大学大学院教授。６月、博士取得（米国）。１９９６年９月、京都女子大学図書館長兼務。１９９８年４月、京都女子大学附属小学校校長兼務。２０００年７月、衛星放送グロースカイネット番組審議会委員。２００１年日本児童文芸家協会監事。２００３年４月、湯布院こども童話館（やわらぎの郷）館長。２００４年１１月、日本童詩句文学協会参与（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）