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出版社名:法政大学出版局
出版年月:2006年6月
ISBN:978-4-588-00849-8
405,13P 20cm
セルバンテスとスペイン生粋主義 スペイン史のなかのドン・キホーテ/叢書・ウニベルシタス 849
アメリコ・カストロ/著 本田誠二/訳
組合員価格 税込
5,016
円
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セルバンテスを極めて特殊なスペイン的生粋主義の中に定位し、〈新キリスト教徒〉の血統に属する知性としてとらえた著者後期の代表作。
セルバンテスを極めて特殊なスペイン的生粋主義の中に定位し、〈新キリスト教徒〉の血統に属する知性としてとらえた著者後期の代表作。
内容紹介・もくじなど
内容紹介:新たな史観に基づき,セルバンテスをスペイン的生粋主義の中に定位しつつ〈新キリスト教徒〉の血統に属する知性として描くとともに,旧来のラス・カサス像を覆す。
スペイン内戦の悲劇を経験した後に生み出された史観をもとに、自らの過去とも決別して、セルバンテスをスペイン的生粋主義の中に定位する。
もくじ情報:1 セルバンテスと新たな視点からみた『ドン・キホーテ』(『ドン・キホーテ』の出た一六〇〇年当時の社会的・文学的背景;ハムと豚の脂身の歴史・文学的意味 ほか);2 スペイン人の過去についての更なる考察(十八世紀に関する若干の明察);3 フライ・バルトロメ・デ・ラス・カサスまたはカサウス(最後の…(
続く
)
内容紹介:新たな史観に基づき,セルバンテスをスペイン的生粋主義の中に定位しつつ〈新キリスト教徒〉の血統に属する知性として描くとともに,旧来のラス・カサス像を覆す。
スペイン内戦の悲劇を経験した後に生み出された史観をもとに、自らの過去とも決別して、セルバンテスをスペイン的生粋主義の中に定位する。
もくじ情報:1 セルバンテスと新たな視点からみた『ドン・キホーテ』(『ドン・キホーテ』の出た一六〇〇年当時の社会的・文学的背景;ハムと豚の脂身の歴史・文学的意味 ほか);2 スペイン人の過去についての更なる考察(十八世紀に関する若干の明察);3 フライ・バルトロメ・デ・ラス・カサスまたはカサウス(最後の考察);4 不安定なスペインとインディアスとの関係;補遺(最終的なデータと考察)
著者プロフィール
カストロ,アメリコ(カストロ,アメリコ)
1885年、ブラジル、リオ・デ・ジャネイロにて生まれる。グラナダ大学哲文科に入学し、そこを卒業してからフランス、ソルボンヌ大学に留学。帰国後、「歴史学研究所」の語彙部門の統括者となる。マドリード中央大学で言語史の授業を担当。さらにアルゼンチン、ブエノス・アイレスにおいて「スペイン言語研究所」を設立し、そのかたわらラテンアメリカ諸国の多くの大学で積極的に講演活動を行う。ベルリン大学で客員教授として教鞭をとった後、共和国政府から、ベルリン大使に任命される。スペインに戻ってから、マドリード大学でフランス文学を講じ、かたわらで教育行政にも携わる。「歴史学研究所…(
続く
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カストロ,アメリコ(カストロ,アメリコ)
1885年、ブラジル、リオ・デ・ジャネイロにて生まれる。グラナダ大学哲文科に入学し、そこを卒業してからフランス、ソルボンヌ大学に留学。帰国後、「歴史学研究所」の語彙部門の統括者となる。マドリード中央大学で言語史の授業を担当。さらにアルゼンチン、ブエノス・アイレスにおいて「スペイン言語研究所」を設立し、そのかたわらラテンアメリカ諸国の多くの大学で積極的に講演活動を行う。ベルリン大学で客員教授として教鞭をとった後、共和国政府から、ベルリン大使に任命される。スペインに戻ってから、マドリード大学でフランス文学を講じ、かたわらで教育行政にも携わる。「歴史学研究所」の機関誌『ティエラ・フィルメ』を創刊。ポワチエ大学から名誉教授、ソルボンヌ大学から博士号を授与される。内戦勃発を機に、アルゼンチンに亡命。翌年からほぼ30年間をアメリカ合衆国に移っ職。1953年にプリンストン大学名誉教授。ヨーロッパ諸国を講演した後、カリフォルニア大学に迎えられる。晩年はスペインに居を定め、1972年7月25日、ヘローナにて心臓麻痺にて死去
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スペイン内戦の悲劇を経験した後に生み出された史観をもとに、自らの過去とも決別して、セルバンテスをスペイン的生粋主義の中に定位する。
もくじ情報:1 セルバンテスと新たな視点からみた『ドン・キホーテ』(『ドン・キホーテ』の出た一六〇〇年当時の社会的・文学的背景;ハムと豚の脂身の歴史・文学的意味 ほか);2 スペイン人の過去についての更なる考察(十八世紀に関する若干の明察);3 フライ・バルトロメ・デ・ラス・カサスまたはカサウス(最後の…(続く)
スペイン内戦の悲劇を経験した後に生み出された史観をもとに、自らの過去とも決別して、セルバンテスをスペイン的生粋主義の中に定位する。
もくじ情報:1 セルバンテスと新たな視点からみた『ドン・キホーテ』(『ドン・キホーテ』の出た一六〇〇年当時の社会的・文学的背景;ハムと豚の脂身の歴史・文学的意味 ほか);2 スペイン人の過去についての更なる考察(十八世紀に関する若干の明察);3 フライ・バルトロメ・デ・ラス・カサスまたはカサウス(最後の考察);4 不安定なスペインとインディアスとの関係;補遺(最終的なデータと考察)
1885年、ブラジル、リオ・デ・ジャネイロにて生まれる。グラナダ大学哲文科に入学し、そこを卒業してからフランス、ソルボンヌ大学に留学。帰国後、「歴史学研究所」の語彙部門の統括者となる。マドリード中央大学で言語史の授業を担当。さらにアルゼンチン、ブエノス・アイレスにおいて「スペイン言語研究所」を設立し、そのかたわらラテンアメリカ諸国の多くの大学で積極的に講演活動を行う。ベルリン大学で客員教授として教鞭をとった後、共和国政府から、ベルリン大使に任命される。スペインに戻ってから、マドリード大学でフランス文学を講じ、かたわらで教育行政にも携わる。「歴史学研究所…(続く)
1885年、ブラジル、リオ・デ・ジャネイロにて生まれる。グラナダ大学哲文科に入学し、そこを卒業してからフランス、ソルボンヌ大学に留学。帰国後、「歴史学研究所」の語彙部門の統括者となる。マドリード中央大学で言語史の授業を担当。さらにアルゼンチン、ブエノス・アイレスにおいて「スペイン言語研究所」を設立し、そのかたわらラテンアメリカ諸国の多くの大学で積極的に講演活動を行う。ベルリン大学で客員教授として教鞭をとった後、共和国政府から、ベルリン大使に任命される。スペインに戻ってから、マドリード大学でフランス文学を講じ、かたわらで教育行政にも携わる。「歴史学研究所」の機関誌『ティエラ・フィルメ』を創刊。ポワチエ大学から名誉教授、ソルボンヌ大学から博士号を授与される。内戦勃発を機に、アルゼンチンに亡命。翌年からほぼ30年間をアメリカ合衆国に移っ職。1953年にプリンストン大学名誉教授。ヨーロッパ諸国を講演した後、カリフォルニア大学に迎えられる。晩年はスペインに居を定め、1972年7月25日、ヘローナにて心臓麻痺にて死去