本書はドイツを中心にオーストリア及びフランスを含めた資本会計制度について論究したものである。
もくじ情報：第１部　資本会計制度総論（ドイツ会計制度における自己資本概念；ドイツ商事資本会計制度；ドイツ税務資本会計制度）；第２部　資本会計制度各論（ドイツ株式法における減資差益；ドイツにおけるストック・オプション；ドイツ出資者借入金の資本家制度）；第３部　メザニンファイナンスの会計（メザニンファイナンス会計序説；享益権の会計；新株予約権付社債の会計）；第４部　総括と展望（資本会計制度の特質と意義；ドイツ資本制度の動向と行方；オーストリア資本会計制度（１）商事資本会計制度；補論１　オーストリア資本会計制度（２）税務資本会計制度；補論１　オーストリア資本会計制度（３）出資者借入金の自己資本化法；補論２　フランス商事資本会計制度）

五十嵐　邦正(イガラシ　クニマサ)
１９４９年東京都に生まれる。１９７２年一橋大学商学部卒業。１９７８年一橋大学大学院商学研究科博士課程単位取得。福島大学経済学部専任講師。１９７９年福島大学助教授。１９８５年日本大学商学部助教授。１９８８年日本大学教授。１９９５年一橋大学博士（商学）。１９９９年～２００１年税理士試験委員。２００２年国税庁税務大学校講師。２００８年日本金属工業株式会社社外監査役。著書に『静的貸借対照表論の研究』（森山書店、１９９６年、日本会計研究学会太田・黒澤賞受賞）など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）