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出版社名:藤原書店
出版年月:2009年6月
ISBN:978-4-89434-688-8
370P 20cm
デモクラシー以後 協調的「保護主義」の提唱
E.トッド/〔著〕 石崎晴己/訳・解説
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内容紹介・もくじなど
米ソ2大国の崩壊を予言した人類学者の最新作。日本の将来への指針!世界経済と民主主義を阻害する「自由貿易」というドグマ。トックヴィルが見誤った民主主義の動因は識字化にあったが、今日、高等教育の普及がむしろ階層化を生み、「自由貿易」という支配層のドグマが、各国内の格差と内需縮小をもたらしている。若者・失業者・私企業労働者こそ、真っ先の犠牲者である。大恐慌の中で健全な保護主義を唱えた、ケインズの名論文「国家的自給」(1933年)収録。
もくじ情報:民主主義をめぐる普遍性と多様性;サルコジ局面;この空虚は宗教的な空虚である;教育の停滞と文化的悲観論;民主制から寡頭制へ;フランス人と不平等―人類学からの…(続く
米ソ2大国の崩壊を予言した人類学者の最新作。日本の将来への指針!世界経済と民主主義を阻害する「自由貿易」というドグマ。トックヴィルが見誤った民主主義の動因は識字化にあったが、今日、高等教育の普及がむしろ階層化を生み、「自由貿易」という支配層のドグマが、各国内の格差と内需縮小をもたらしている。若者・失業者・私企業労働者こそ、真っ先の犠牲者である。大恐慌の中で健全な保護主義を唱えた、ケインズの名論文「国家的自給」(1933年)収録。
もくじ情報:民主主義をめぐる普遍性と多様性;サルコジ局面;この空虚は宗教的な空虚である;教育の停滞と文化的悲観論;民主制から寡頭制へ;フランス人と不平等―人類学からの貢献;民族化か?;自由貿易は民主主義への阻害要因;階級闘争か?;人類学的土台の極めて緩慢な変化;デモクラシー以後;保護主義、ヨーロッパ民主主義の最後のチャンス
著者プロフィール
トッド,エマニュエル(トッド,エマニュエル)
1951年生。歴史人口学者・家族人類学者。フランス国立人口統計学研究所(INED)に所属。作家のポール・ニザンを祖父に持つ。L・アンリの著書を通じて歴史人口学に出会い、E・ル=ロワ=ラデュリの勧めでケンブリッジ大学に入学。家族制度研究の第一人者P・ラスレットの指導で、76年に博士論文『工業化以前のヨーロッパの7つの農民共同体』を提出
トッド,エマニュエル(トッド,エマニュエル)
1951年生。歴史人口学者・家族人類学者。フランス国立人口統計学研究所(INED)に所属。作家のポール・ニザンを祖父に持つ。L・アンリの著書を通じて歴史人口学に出会い、E・ル=ロワ=ラデュリの勧めでケンブリッジ大学に入学。家族制度研究の第一人者P・ラスレットの指導で、76年に博士論文『工業化以前のヨーロッパの7つの農民共同体』を提出

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