障害者作業所５か所、保育園２か園、高齢者デイサービスセンターなどさまざまな事業を展開するユニークな取り組み―日々の実践の中で、目の前の問題に目を奪われがちになるが、仲間や子どもたちの願いを出発点に、その願いを実現していくための実践的・理論的視点を明らかにする。
もくじ情報：第１部　実践編（はたらく―障害の重い仲間・一般就労・事故の教訓から学ぶ；くらす―食支援・地域で暮らす；つながる―仲間と職員の集団づくり；あゆむ―重症者が「働く」とは？ろう重複障害への支援；はぐくむ―気になる子どもと家庭・生活を支える保育園）；第２部　総論（見方が変われば願いが見える―実践をすすめる基本的視点）；第３部　座談会（コスモスの歩みとこれからの夢―地域に根ざしてトータルに支える）

赤木　和重(アカギ　カズシゲ)
１９７５年、奈良県生まれ。京都大学教育学部卒業。滋賀大学大学院教育学研究科・神戸大学大学院総合人間科学研究科修了。現在、三重大学教育学部准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）