日本人とその集合体である日本の組織の意思決定や行動の特徴を検討する。

もくじ情報：第１部　日本人と日本企業の心理・行動モデル（日本人の未来志向的行動とランク・ヒエラルキーによるインセンティブ（ＲＨＩ）拡張モデル；日本の組織における能力測定の準アウトソーシングと新卒労働市場の二重構造モデル；日本人の米国追従志向性と「模倣の拡散」；日本における欧米志向・ブランド志向の消費者行動；日本における人間関係重視の「泣き寝入り」的行動と労使関係）；第２部　日本の職場におけるリーダーシップとコミュニケーション（日本企業における職務設計と職務満足：セル生産方式を中心に；日本人の評定傾向と同僚間相互評定・自己評定；職場のコミュニケーションと人間関係；日本企業における「支援」の果たす役割と相互ＰＭフレームワーク）；第３部　企業における品質管理（ＱＣ）と「経営品質科学」の構想（日本企業の品質管理（ＱＣ）と管理サイクル；「経営品質科学」における環境志向型クォリティと高‐低エントロピー・クォリティ；職場におけるストレスとヒューマン・エラー）

山下　洋史(ヤマシタ　ヒロシ)
現在、明治大学商学部教授、博士（工学）、博士（商学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）