Ｊリーグのビジネスとしてのあり方を探り，Ｊリーガーのキャリア選択やその課題を，調査を通して明らかにする。

Ｊリーグのビジネスとしてのあり方を探り、Ｊリーガーのキャリア選択やその課題を、調査を通して明らかにする。チームプレーの中で磨かれる状況判断力や、リーダーシップなど、ビジネスパーソンの参考となるヒントがそこにはあった。
もくじ情報：序　Ｊリーグとビジネスとの接点；１　勝利へのインセンティブ―チームへの貢献はお金で買えるのか？；２　Ｊリーグ監督の仕事；３　Ｊリーガーと監督の相性―負の連鎖の克服にむけて；４　リーダーシップの理論と実践―スポーツの世界を念頭に；５　プロサッカー選手のセカンド・キャリア到達過程―プロ化創成期の実情；６　Ｊリーガーがピッチを去るということ；７　セカンド・キャリアへの第一歩―接点を持つ勇気「カレジャスネス」；８　セカンド・キャリアへの第二歩―周囲の人がもつ近づきやすさ「アプローチャビリティー」；９　キャリア・トランジションのためのセカンド・キャリア教育―Ｊリーガーとしての自分以外に「自分」を見つける作業；１０　ビジネスの世界で仕事をするひとへの教訓

高橋　潔(タカハシ　キヨシ)
１９８４年慶應義塾大学文学部卒業。１９９５年慶應義塾大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。１９９６年ミネソタ大学経営大学院博士課程修了（Ｐｈ．Ｄ．）。南山大学総合政策学部助教授などを経て、神戸大学大学院経営学研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）