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出版社名:思文閣出版
出版年月:2011年6月
ISBN:978-4-7842-1584-3
255P 22cm
一九二〇年代東アジアの文化交流 2/大手前大学比較文化研究叢書 7
川本皓嗣/編 上垣外憲一/編
組合員価格 税込 2,475
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:未開拓な部分が多い1920年代の東アジアの文化交流。当該各国の研究者を結集してその様相を解明する第二弾。 1920年代日本はいわゆる大正デモクラシーの時代であり、経済の好景気と比較的安定した国際関係によって、海外との交流が新たな展開を見せた時代であった。西洋という価値は相対的なものとなり、東洋回帰も日本の芸術家たちにとって、もう一つの選択肢となってくる。日本の伝統文化に対する東洋人のまなざしも、幕末明治期の異国趣味とは一線を画するようになり、中国・朝鮮からの留学生も実り多い文化活動を繰り広げた。 演劇・詩歌・文芸などをテーマに東アジアを総観する。
もくじ情報:第1部 東アジア総観―一…(続く
内容紹介:未開拓な部分が多い1920年代の東アジアの文化交流。当該各国の研究者を結集してその様相を解明する第二弾。 1920年代日本はいわゆる大正デモクラシーの時代であり、経済の好景気と比較的安定した国際関係によって、海外との交流が新たな展開を見せた時代であった。西洋という価値は相対的なものとなり、東洋回帰も日本の芸術家たちにとって、もう一つの選択肢となってくる。日本の伝統文化に対する東洋人のまなざしも、幕末明治期の異国趣味とは一線を画するようになり、中国・朝鮮からの留学生も実り多い文化活動を繰り広げた。 演劇・詩歌・文芸などをテーマに東アジアを総観する。
もくじ情報:第1部 東アジア総観―一九二〇‐一九三〇(一九二〇年代の東アジア文化交流と間テクスト性;孫文の日中経済同盟論とその周辺―瀧川辨三・儀作の実業思想に関連して);第2部 演劇の西洋・東洋(一九二〇年代中国におけるシェイクスピア;辻聴花の中国劇研究);第3部 相互理解の詩学(小さな詩―周作人の日本詩歌論について;萩原朔太郎と韓国―「青猫」の響きと官能表現の変容を中心に);第4部 花咲く文芸(自伝か、小説か、詩か―金子光晴・森三千代が描いた一九二〇年代の上海;「もの」と云ふもの―一九一〇年代後半及び二〇年代前半の谷崎潤一郎の名詞表現をめぐる一考察;郭沫若の『女神』を再読する)
著者プロフィール
川本 皓嗣(カワモト コウジ)
1939年10月28日生。東京大学大学院博士課程中退。学術博士(比較文学・比較文化)。現在、大手前大学学長、日本学士院会員、東京大学名誉教授
川本 皓嗣(カワモト コウジ)
1939年10月28日生。東京大学大学院博士課程中退。学術博士(比較文学・比較文化)。現在、大手前大学学長、日本学士院会員、東京大学名誉教授

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