内容紹介：ビデオ喉頭鏡の性能を最大限発揮するために　わが国で開発された間接声門視認型ビデオ喉頭鏡（エアウェイスコープ(R)）は、緊急気管挿管を行う際に画面で気道内部の状況を把握しながらの手技が可能となるため、経験できる事例数に限りのある医療者でも従来の喉頭鏡に比べて手技の維持が容易であるとされている。本書では、エアウェイスコープ(R)を用いた気管挿管の手技、およびトラブル対応について豊富な写真を用いて述べるとともに、インターネット上で多くの事例動画を学ぶことができ、実践的な手技の理解が得られる。　初学者からベテランまで、喉頭鏡を扱う医療従事者必携の一冊。
もくじ情報：１章　エアウェイスコープを用いた気管挿管に必要な解剖と知識（気道の解剖；マッキントッシュ型喉頭鏡による喉頭展開手技；エアウェイスコープによる声門視認手技；エアウェイスコープの構造と特徴；マッキントッシュ型喉頭鏡と比較した使用上の留意点；エアウェイスコープの長所と短所）；２章　エアウェイスコープを用いた気管挿管法の基本手技（患者体位、気管挿管の準備；挿管基本操作；気管挿管時のポイントとトラブル対策；注意すべき合併症と予防）