内容紹介：宮崎アニメやサン＝テグジュペリ、村上春樹らに多大な影響を与えた英国の作家・コンラッドの人物像や文学作品を、彼らの作品と比較検討。さらに、コッポラの「地獄の黙示録」の下敷きとなった『闇の奥』など個別の作品についても分析する。 内容：宮崎アニメとコンラッド文学．　飛行士サン＝テグジュペリと船乗りジョウゼフ・コンラッド．　村上春樹とジョウゼフ・コンラッドの文学．　不安の物語．　ジョウゼフ・コンラッド『密偵』．　戦争とコンラッド文学
もくじ情報：第１部　比較文学的研究（宮崎アニメとコンラッド文学；飛行士サン＝テグジュペリと船乗りジョウゼフ・コンラッド；村上春樹とジョウゼフ・コンラッドの文学）；第２部　作品研究（『不安の物語』―「カレイン」「潟」「進歩の前哨地点」「帰宅」を中心に；ジョウゼフ・コンラッド『密偵』―「白く塗りたる墓」ロンドン；戦争とコンラッド文学―短編「エイミィ・フォスター」と中編『闇の奥』を中心に）

松村　敏彦(マツムラ　トシヒコ)
１９４７年に生まれる。１９７１年、関西大学大学院文学研究科（英文学専攻）修士課程修了。現在、関西大学・龍谷大学非常勤講師。文学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）