穀物における品種改良や加工・製造について「おいしさと栄養を最大限高める」ための研究を初学者向けに分かりやすくまとめた。

内容紹介：「味覚の良さ」や「栄養素の質」は原料の成分特性や性質に依存するだけでなく、加工や製造方法も重要な要素となっている。品種改良や加工・製造といった「穀物」をつくる上で欠かすことのできない各種プロセスにおいて、「おいしさと栄養を最大限高める」ための研究を、それぞれの分野で中心的な活動を行っている著者陣により、初学者向けにわかりやすくまとめた。
もくじ情報：第１章　小麦と米のシリアルサイエンスについて；第２章　小麦粒と米粒の構造と遺伝学的特性；第３章　シリアル中の成分の化学と機能；第４章　シリアルフード加工プロセス中の重要な生化学的反応；第５章　シリアルフードのプロセッシング；第６章　シリアルフードの代謝と栄養、機能性

椎葉　究(シイバ　キワム)
博士（農学）（九州大学）。筑波大学大学院環境科学研究科修士課程修了。日清製粉（株）つくば研究所所長、日清製粉（株）岡山工場工場長、東京電機大学理工学研究科および理工学部生命理工学系教授、ＮＰＯ日本エコサイクル土壌協会学術顧問（理事）を歴任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）