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出版社名:北海道大学出版会
出版年月:2015年3月
ISBN:978-4-8329-6812-7
390,10P 22cm
アジアの社会参加仏教 政教関係の視座から/現代宗教文化研究叢書 005
櫻井義秀/編著 外川昌彦/編著 矢野秀武/編著
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グローバリゼーションが進展し,社会が大きく変貌しつつある現在,人々のつながりや絆を再構築する宗教の役割が注目されている。本書は,そうした今日的な宗教の役割を考える狙いから,アジア諸国における仏教の社会的役割の多様な実態を明らかにし,また,その実態を規定する各国特有の政教関係(政治と宗教の関係)を検証する。本書では,まず「はじめに」のなかで,近年脚光を浴びる「社会参加仏教(Engaged Buddhism)」という概念を手がかりに理論的な考察が示され,近代以降の世界における社会と宗教の関係や,国家と宗教の関係を捉える諸論点が整理される。「第Ⅰ部 東アジア」「第Ⅱ部 東南アジア」「第Ⅲ部 南アジア…(続く
グローバリゼーションが進展し,社会が大きく変貌しつつある現在,人々のつながりや絆を再構築する宗教の役割が注目されている。本書は,そうした今日的な宗教の役割を考える狙いから,アジア諸国における仏教の社会的役割の多様な実態を明らかにし,また,その実態を規定する各国特有の政教関係(政治と宗教の関係)を検証する。本書では,まず「はじめに」のなかで,近年脚光を浴びる「社会参加仏教(Engaged Buddhism)」という概念を手がかりに理論的な考察が示され,近代以降の世界における社会と宗教の関係や,国家と宗教の関係を捉える諸論点が整理される。「第Ⅰ部 東アジア」「第Ⅱ部 東南アジア」「第Ⅲ部 南アジア」では,各地域の諸国における宗教事情・仏教事情に関して,法や行政制度の変遷についての情報,統計情報,フィールド調査で得られた情報などが提供され,それら諸情報に基づいた議論が展開される。「宗教と社会」学会創立20周年記念企画テーマセッションから生まれた,宗教研究の最新の成果にして,比較研究の地平を切り開く1冊!
内容紹介・もくじなど
もくじ情報:第1部 東アジア(東アジアの政教関係と福祉―比較制度論的視点;近代日本の政教関係と宗教の社会参加;妹尾義郎と新興仏教青年同盟の反戦・平和運動;現代中国の宗教文化と社会主義;チベット問題をめぐる宗教と政治―ダライ・ラマの非暴力運動との関わりから;戦後台湾の社会参加仏教―佛光山を事例に;韓国の政教関係と社会参加仏教の展開);第2部 東南アジア(東南アジアの政教関係―その制度化の諸相;タイにおける国家介入的な政教関係と仏教の社会参加;タイの「開発僧」と社会参加仏教;ミャンマーの社会参加仏教―出家者の活動に注目して;ベトナムの政教関係―戦争と社会主義の下で;インドネシアの政教関係と仏教の展…(続く
もくじ情報:第1部 東アジア(東アジアの政教関係と福祉―比較制度論的視点;近代日本の政教関係と宗教の社会参加;妹尾義郎と新興仏教青年同盟の反戦・平和運動;現代中国の宗教文化と社会主義;チベット問題をめぐる宗教と政治―ダライ・ラマの非暴力運動との関わりから;戦後台湾の社会参加仏教―佛光山を事例に;韓国の政教関係と社会参加仏教の展開);第2部 東南アジア(東南アジアの政教関係―その制度化の諸相;タイにおける国家介入的な政教関係と仏教の社会参加;タイの「開発僧」と社会参加仏教;ミャンマーの社会参加仏教―出家者の活動に注目して;ベトナムの政教関係―戦争と社会主義の下で;インドネシアの政教関係と仏教の展開);第3部 南アジア(南アジアの政教関係―宗教とセキュラリズムの相克;スリランカの民族紛争と宗教―ソーシャル・キャピタル論の視点から;近現代インドの仏教に見る「社会性」―B.R.アンベードカルの仏教解釈から現代インドの仏教改宗運動まで;バングラデシュの政教関係とマイノリティ仏教徒;政治的締めつけと文化的想像力―ネパール在住チベット難民ポップ歌手と仏教)
著者プロフィール
櫻井 義秀(サクライ ヨシヒデ)
1961年生まれ。現在、北海道大学大学院文学研究科教授。専門は宗教社会学、東アジア宗教文化論、タイ地域研究
櫻井 義秀(サクライ ヨシヒデ)
1961年生まれ。現在、北海道大学大学院文学研究科教授。専門は宗教社会学、東アジア宗教文化論、タイ地域研究

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