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出版社名:知泉書館
出版年月:2015年6月
ISBN:978-4-86285-211-3
481P 23cm
文化財の併合 フランス革命とナポレオン
服部春彦/著
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内容紹介・もくじなど
18世紀末から19世紀初めのフランス革命・ナポレオン時代、フランスは近隣のネーデルラント、イタリア、ドイツなどから夥しい数の美術品、学術資料など文化財を収奪し、それらを首都パリに集めた。この収奪は軍事的圧力の下に行われ、「自由の国フランス」こそは全世界の貴重な美術品が本来存在すべき場所であるという、革命のイデオロギーによって正当化された。第1部では、文化財の収奪の過程を跡づけ、その実態を解明するとともに、収奪を正当化する様々な言説を明らかにする。第2部では、収奪された絵画と彫刻作品が、フランスでどのように活用されたのか、新設のルーヴル美術館における公開展示を中心に考察する。さらにナポレオン失脚…(続く
18世紀末から19世紀初めのフランス革命・ナポレオン時代、フランスは近隣のネーデルラント、イタリア、ドイツなどから夥しい数の美術品、学術資料など文化財を収奪し、それらを首都パリに集めた。この収奪は軍事的圧力の下に行われ、「自由の国フランス」こそは全世界の貴重な美術品が本来存在すべき場所であるという、革命のイデオロギーによって正当化された。第1部では、文化財の収奪の過程を跡づけ、その実態を解明するとともに、収奪を正当化する様々な言説を明らかにする。第2部では、収奪された絵画と彫刻作品が、フランスでどのように活用されたのか、新設のルーヴル美術館における公開展示を中心に考察する。さらにナポレオン失脚後の美術品の旧所有国への返還について、双方の思惑や駆け引きなど、その経緯と影響を検討する。
もくじ情報:第1部 文化財併合の展開過程(戦争と文化財併合の開始―ベルギー・ライン地方・オランダ(1794‐95年);イタリアにおける文化財の収奪(1796‐1803年);ヴィヴァン・ドノンの登場と収奪の新たな波(1806‐13年)―ドイツ・オーストリア・スペイン・イタリア);第2部 フランスにおける収奪美術品の利用(フランス革命とルーヴル美術館の創設;ルーヴル美術館と収奪美術品の利用(総裁政府~執政政府期;第一帝政期));ナポレオン失脚後の美術品の返還
著者プロフィール
服部 春彦(ハットリ ハルヒコ)
1934年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。京都大学文学部教授、京都橘女子大学文学部教授などを経て、京都大学名誉教授。フランス近代史専攻。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
服部 春彦(ハットリ ハルヒコ)
1934年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。京都大学文学部教授、京都橘女子大学文学部教授などを経て、京都大学名誉教授。フランス近代史専攻。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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