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出版社名:ビジネス社
出版年月:2016年1月
ISBN:978-4-8284-1860-5
274P 19cm
悪の中国皇帝論 覇権を求める暴虐の民族DNA
塚本青史/著
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人類の歴史は虐殺の歴史である。とりわけ中国大陸で繰り広げられた歴史は、皇帝と倭臣が存在するのみで、民なき王国の歴史である。愛欲、憎悪、裏切り、偽善、残虐、背徳、頽廃・・・人間の悪徳のすべてが、「天命」によって就任するといわれる中国の歴代皇帝の人生に、凝縮増幅して見られる。王朝が替わるたびに人口が半減(虐殺)する中国大陸で生き抜くには、並大抵な「処世術」は通用しない。それゆえ、彼らの血の中に3000年とも4000年ともいわれる「歴史DNA」が厳然として堆積している。毛沢東に始まる共産国・中華人民共和国も、そのDNAが確実に受け継がれ、現在に至っているのである。伝説の夏の桀王から現代の習近平まで、…(続く
人類の歴史は虐殺の歴史である。とりわけ中国大陸で繰り広げられた歴史は、皇帝と倭臣が存在するのみで、民なき王国の歴史である。愛欲、憎悪、裏切り、偽善、残虐、背徳、頽廃・・・人間の悪徳のすべてが、「天命」によって就任するといわれる中国の歴代皇帝の人生に、凝縮増幅して見られる。王朝が替わるたびに人口が半減(虐殺)する中国大陸で生き抜くには、並大抵な「処世術」は通用しない。それゆえ、彼らの血の中に3000年とも4000年ともいわれる「歴史DNA」が厳然として堆積している。毛沢東に始まる共産国・中華人民共和国も、そのDNAが確実に受け継がれ、現在に至っているのである。伝説の夏の桀王から現代の習近平まで、常に闘争に闘争を繰り返してきた中国人の実態を探り、日本はいかに彼らの本質を知り、つき合っていくべきかを示唆する。
内容紹介・もくじなど
中国は易姓革命の国である。歴代国家は、全て前の王朝を否定することで、自己の正当性をアピールするのである。故に、自己の残虐さを糊塗するために、前皇帝をさらに暴虐に描くし、自ずと悪となる。日本の天皇が万世一系で、その時の権力者が、とりあえず天皇を尊び、元首としてきたこととは根本的な違いがある。皇帝権力の本質に迫る悪の叙事詩。
もくじ情報:酒池肉林―皇帝を堕落させた悪女の系譜;不老不死―「死」を超克しようとした始皇帝;人肉食―復讐か美食か、禁断の食材;頽廃―国政に無関心な皇帝の末路;暗愚―民なき王朝の行き着く先;廃位―外敵より恐ろしい宮廷内闘争;美男―必ずしも幸運とは言えない彼らの人生;悪妻型皇后―…(続く
中国は易姓革命の国である。歴代国家は、全て前の王朝を否定することで、自己の正当性をアピールするのである。故に、自己の残虐さを糊塗するために、前皇帝をさらに暴虐に描くし、自ずと悪となる。日本の天皇が万世一系で、その時の権力者が、とりあえず天皇を尊び、元首としてきたこととは根本的な違いがある。皇帝権力の本質に迫る悪の叙事詩。
もくじ情報:酒池肉林―皇帝を堕落させた悪女の系譜;不老不死―「死」を超克しようとした始皇帝;人肉食―復讐か美食か、禁断の食材;頽廃―国政に無関心な皇帝の末路;暗愚―民なき王朝の行き着く先;廃位―外敵より恐ろしい宮廷内闘争;美男―必ずしも幸運とは言えない彼らの人生;悪妻型皇后―かくも恐ろしき大悪女たち;良妻型皇后―利権に群がる外戚を抑える;名医―世界最先端医学を持っていた中国;直情径行―故事「完璧」「刎頚の友」の背景;世界を手中に―四大発明を興したはずが;聖人君子―大陸に咲いた奇跡の花;愛欲背徳―王朝の最後に必ず現れる暗愚王;無勢が多勢を―烏合の衆と化す中国の病巣;毛沢東と習近平―歴史は繰り返す
著者プロフィール
塚本 青史(ツカモト セイシ)
1949年4月、倉敷生まれ。大坂で育つ。同志社大学卒業後、印刷会社に勤務しながらイラストレーターとしても活躍。78年及び81年の『年鑑日本のイラストレーション』(講談社)に作品の掲載がある。89年、小説推理新人賞(双葉社主催)の最終候補となり、小説家に転向。96年、『霍去病』(河出書房新社)が一躍注目を浴び、文壇にデビューする。12年、『煬帝』(日本経済新聞出版社)で第1回歴史時代作家クラブ賞作品賞を、14年、『サテライト三国志』(日経BP社)で第2回野村胡堂文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
塚本 青史(ツカモト セイシ)
1949年4月、倉敷生まれ。大坂で育つ。同志社大学卒業後、印刷会社に勤務しながらイラストレーターとしても活躍。78年及び81年の『年鑑日本のイラストレーション』(講談社)に作品の掲載がある。89年、小説推理新人賞(双葉社主催)の最終候補となり、小説家に転向。96年、『霍去病』(河出書房新社)が一躍注目を浴び、文壇にデビューする。12年、『煬帝』(日本経済新聞出版社)で第1回歴史時代作家クラブ賞作品賞を、14年、『サテライト三国志』(日経BP社)で第2回野村胡堂文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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