ようこそ!
出版社名:ミネルヴァ書房
出版年月:2016年11月
ISBN:978-4-623-07825-7
296P 22cm
アスベスト公害の技術論 公害・環境規制のあり方を問う
田口直樹/編著
組合員価格 税込 5,445
(通常価格 税込 6,050円)
割引率 10%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
アスベスト公害は、アスベスト製品の生産・流通・消費の過程で被害が拡散し、とりわけ中小零細事業者に深刻な被害をもたらした。安価で優れた耐火性、耐摩耗性という機能から大量に利用され、有害性が認識され始めてもなお、規制が遅れた。今日、科学的に安全性が証明されていない新素材が多く利用され、同様の問題が発生する可能性は否定できない。本書は、泉南アスベスト国賠訴訟弁護団の依頼により、裁判資料として調査・分析を行った研究成果である。技術論の視点から、欧米の先行事例と比較分析し、今後の公害・環境規制の在り方を問う。
もくじ情報:アスベスト問題と環境論・公害論―本書の目的と環境・公害の一般理論;第1部 アスベス…(続く
アスベスト公害は、アスベスト製品の生産・流通・消費の過程で被害が拡散し、とりわけ中小零細事業者に深刻な被害をもたらした。安価で優れた耐火性、耐摩耗性という機能から大量に利用され、有害性が認識され始めてもなお、規制が遅れた。今日、科学的に安全性が証明されていない新素材が多く利用され、同様の問題が発生する可能性は否定できない。本書は、泉南アスベスト国賠訴訟弁護団の依頼により、裁判資料として調査・分析を行った研究成果である。技術論の視点から、欧米の先行事例と比較分析し、今後の公害・環境規制の在り方を問う。
もくじ情報:アスベスト問題と環境論・公害論―本書の目的と環境・公害の一般理論;第1部 アスベスト紡織産業における粉塵対策(アスベスト問題と局所排気装置―泉南地域における集塵対策の実態を踏まえて;戦前日本の粉塵対策技術とアスベスト産業規則の可能性;イギリスにおける1931年アスベスト産業規則の成立;1930年代後半のアメリカ・ドイツにおけるアスベスト紡織工場の粉塵対策技術);第2部 建設アスベスト問題における課題と論点(建築産業の生産システムとアスベスト問題;建設アスベスト問題における粉塵対策の基本原則と粉塵対策技術;イギリスおける建設アスベストの粉塵対策と代替化の展開;ドイツにおける建設アスベストの粉塵対策と代替化の展開);アスベスト公害の理論問題
著者プロフィール
田口 直樹(タグチ ナオキ)
1968年生まれ。現在、大阪市立大学大学院経営学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
田口 直樹(タグチ ナオキ)
1968年生まれ。現在、大阪市立大学大学院経営学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

同じ著者名で検索した本