ｅフレンズ本・ＣＤ・ＤＶＤショップ商品詳細

本 > 文庫 > 日本文学 > 河出文庫

出版社名：河出書房新社
出版年月：2017年2月
ISBN：978-4-309-46435-0
２１０Ｐ　１５ｃｍ

黄色い雨/河出文庫　リ５－１

フリオ・リャマサーレス／著　木村榮一／訳

組合員価格税込 871円
(通常価格税込 968円)
割引率 10%

在庫あり

生協宅配にてお届け

※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。

現代世界文学の新たなる古典が遂に文庫化！　死の予感に満ちた表題作に加え、傑作短篇「遮断機のない踏切」「不滅の小説」を収録。

内容紹介・もくじなど

沈黙が砂のように私を埋めつくすだろう―スペイン山奥の廃村で、降りつもる死の予兆を前に男は独り身をひそめる。一人また一人と去り行く村人たち、朽ちゆく家屋、そしてあらゆるものの喪失が、圧倒的な孤独と閉塞の詩情を描き出し、「奇蹟的な美しさ」と評された表題作に加え、地方を舞台に忘れ去られた者たちの哀しみを描いた短篇「遮断機のない踏切」「不滅の小説」の訳し下し二篇を収録した文庫オリジナル。

著者プロフィール

リャマサーレス，フリオ(リャマサーレス，フリオ)
１９５５年、スペイン北部のレオン県ベガミアン村で生まれる。マドリッド大学法学部を卒業後、弁護士、ジャーナリストを経て、詩人、小説家として活動をはじめる。８５年に『狼たちの月』を発表。８８年に発表した『黄色い雨』で世界的に高い評価を得る。紀行文やエッセイなども執筆

同じ著者名で検索した本