音楽史に残るショパンコンクール幻の第１位…！１９歳で国際ピアノコンクールを制し、天才ソリスト誕生といわれたアレクセイ・スルタノフ（１９６９‐２００５）。「ショパン音楽の偉大な解釈者」と評価されながらも斃れた若き天才ピアニストの豊かな音楽性を描く。「Ｙｏｕ　Ｔｕｂｅ動画」解読も収録。
もくじ情報：１　情熱を燃焼させた若き天才ピアニスト（神は天才がお好き；生まれ故郷はウズベキスタンのタシュケント；“自分式”の音楽創り；ピアニストとしてのスルタノフ；スルタノフの作品、解釈、演奏）；２　スルタノフと時代を共にしたピアニストたち（若きヴィルトゥオーソ；二十一世紀のピアノの魔術師；燃えるロマン）；３　スルタノフの遺産―語りかけるＹｏｕ　Ｔｕｂｅ動画（動画のすばらしさ；独奏としてのステージ演奏；管弦楽と共に―ピアノ協奏曲；データでみるステージ演奏）

コジマ，アルバン(コジマ，アルバン)
米国籍。テンプル大学大学院において作曲学修士課程を、ドレクセル大学院にて情報学修士課程を修了。フィラデルフィアの音楽院で作曲法、音楽理論、室内楽作品解釈などを講義。１９８８年より、ペンシルヴァニア大学中央図書館で日本学研究資料管理を担当するとともに、同大学院で日本学研究文献情報学を講義。２０１２年末より、執筆活動に携わる。米国ニュージャージー州に在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）