患者数７００万人、８０歳以上は二人に一人が認知症という社会が迫っている。人はある日突然、認知症になるのではない。「あの俳優、名前なんだっけ？」といった物忘れに始まり、身も心も衰弱していく過程を経て軽度の認知症になり、やがて完全な認知症に至る。認知症外来医として４０年以上患者を診てきた経験から、「大事なことは、まだ元に戻れる段階で、『絶対ボケない生活習慣』を身につけ、継続すること」と語る著者が、認知症になりやすい職業や性格から、早期発見・予防法を綴った決定版！
もくじ情報：第１章　認知症外来の午後（朝丘雪路さんも認知症だった！；長門さんは、なぜ、認知症の妻を世間の目にさらしたのか　ほか）；第２章　ここまでわかった認知症の最新情報（認知症の定義；認知症の種類　ほか）；第３章　どこがちがう？ボケる人、ボケない人（職業でわかる「ボケる人、ボケない人」；なぜ公務員はボケて、政治家はボケないのか　ほか）；第４章　今日からできる「絶対ボケない生活」（定年後の生活で決まる「ボケる人、ボケない人」；認知症は、突然やってくる！　ほか）；第５章　もし、家族が認知症になってしまったら（認知症の初期症状を見逃すな；これが認知症の初期症状だ！　ほか）

フレディ松川(フレディマツカワ)
１９４６年、京都市生まれ。日本医科大学卒業後、同大学第三内科学教室入局。医学博士。消化器病学会認定医。８１年、湘南長寿園病院（神奈川県藤沢市）院長に就任。４０年以上にわたって認知症患者を診察し、早期発見・治療のための相談窓口として認知症外来を設けている。著書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）