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出版社名:勉誠社
出版年月:2019年2月
ISBN:978-4-585-20068-0
415P 22cm
近代人文学はいかに形成されたか 学知・翻訳・蔵書
甚野尚志/編 河野貴美子/編 陣野英則/編
組合員価格 税込
7,920
円
(通常価格 税込 8,800円)
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内容紹介・もくじなど
人文学という創造の系譜。これまで近代日本の学知の形成については、ヨーロッパに起源のかたちをもとめるもの、ないしは、東アジア固有の伝統を強調するもの、これら二項対立的な視角が前提とされてきた。しかし、人文学の形成過程に改めて目を向けた時、起源論に収まることのない、新たな知の創造の瞬間を垣間見ることができる。学知編成の系譜、他者との邂逅と翻案・翻訳、蔵書形成と知の体系化という三本の柱から、創造の営為としての人文学のあり方を定位する。
もくじ情報:第1部 「学知」編制の系譜(「国文」から「国史」へ;明治期の「文学」研究とアカデミズム―国文学を中心に;日本の近代歴史学を世界に開く―朝河貫一の「比較封建…(
続く
)
人文学という創造の系譜。これまで近代日本の学知の形成については、ヨーロッパに起源のかたちをもとめるもの、ないしは、東アジア固有の伝統を強調するもの、これら二項対立的な視角が前提とされてきた。しかし、人文学の形成過程に改めて目を向けた時、起源論に収まることのない、新たな知の創造の瞬間を垣間見ることができる。学知編成の系譜、他者との邂逅と翻案・翻訳、蔵書形成と知の体系化という三本の柱から、創造の営為としての人文学のあり方を定位する。
もくじ情報:第1部 「学知」編制の系譜(「国文」から「国史」へ;明治期の「文学」研究とアカデミズム―国文学を中心に;日本の近代歴史学を世界に開く―朝河貫一の「比較封建制論」の意義 ほか);第2部 越境する言葉と概念―他者との邂逅(創造する翻訳―近代日本哲学の成長をたどって;規範としての英文学―シェイクスピアの翻訳をめぐって;日本文学の越境と交流―Anthologie Japonaise『詩歌撰集』をめぐって ほか);第3部 蔵書形成と知の体系(早稲田大学の蔵書形成と知の体系―ルートヴィヒ・リースの旧蔵書を中心に;日本の東洋学における太平洋史研究の構築に向けて―東洋文庫所蔵史料の可能性;中国の近代大学図書館の形成と知の体系―燕京大学図書館を例として ほか)
著者プロフィール
甚野 尚志(ジンノ タカシ)
1958年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門は中世ヨーロッパ史
甚野 尚志(ジンノ タカシ)
1958年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門は中世ヨーロッパ史
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もくじ情報:第1部 「学知」編制の系譜(「国文」から「国史」へ;明治期の「文学」研究とアカデミズム―国文学を中心に;日本の近代歴史学を世界に開く―朝河貫一の「比較封建…(続く)
もくじ情報:第1部 「学知」編制の系譜(「国文」から「国史」へ;明治期の「文学」研究とアカデミズム―国文学を中心に;日本の近代歴史学を世界に開く―朝河貫一の「比較封建制論」の意義 ほか);第2部 越境する言葉と概念―他者との邂逅(創造する翻訳―近代日本哲学の成長をたどって;規範としての英文学―シェイクスピアの翻訳をめぐって;日本文学の越境と交流―Anthologie Japonaise『詩歌撰集』をめぐって ほか);第3部 蔵書形成と知の体系(早稲田大学の蔵書形成と知の体系―ルートヴィヒ・リースの旧蔵書を中心に;日本の東洋学における太平洋史研究の構築に向けて―東洋文庫所蔵史料の可能性;中国の近代大学図書館の形成と知の体系―燕京大学図書館を例として ほか)