ようこそ!
出版社名:ぺりかん社
出版年月:2019年9月
ISBN:978-4-8315-1546-9
323P 22cm
〈優勝劣敗〉と明治国家 加藤弘之の社会進化論
田中友香理/著
組合員価格 税込 6,732
(通常価格 税込 7,480円)
割引率 10%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
幕末に洋学者として出発し、維新後は明六社社員として立憲政治の啓蒙に努めるも、のちに天賦人権説を否定した東京大学初代綜理・加藤弘之(1836‐1916)―。加藤の唱えた社会進化論が明治国家の思想に与えた影響を考察し、学者としての加藤の実像に踏み込み、近代日本の形成期における社会進化論と国体論の相剋/親和を描き出す。
もくじ情報:第1章 国家思想の構築と社会進化論の受容;第2章 「優勝劣敗是天理矣」―『人権新説』の思想世界における“万物法”;第3章 明治二十年前後における“優勝劣敗”思想の深化;第4章 明治国家の確立と“天則”の主張;第5章 日清戦争前後の「道徳法律」論;第6章 日露戦後における社…(続く
幕末に洋学者として出発し、維新後は明六社社員として立憲政治の啓蒙に努めるも、のちに天賦人権説を否定した東京大学初代綜理・加藤弘之(1836‐1916)―。加藤の唱えた社会進化論が明治国家の思想に与えた影響を考察し、学者としての加藤の実像に踏み込み、近代日本の形成期における社会進化論と国体論の相剋/親和を描き出す。
もくじ情報:第1章 国家思想の構築と社会進化論の受容;第2章 「優勝劣敗是天理矣」―『人権新説』の思想世界における“万物法”;第3章 明治二十年前後における“優勝劣敗”思想の深化;第4章 明治国家の確立と“天則”の主張;第5章 日清戦争前後の「道徳法律」論;第6章 日露戦後における社会進化論の行方―“自然”一元論の提唱;補章 加藤弘之による「追遠碑」建設―大正二、三年の茨城県筑波郡訪問;終章 本書の成果と残された課題
著者プロフィール
田中 友香理(タナカ ユカリ)
1987年、福岡県生まれ。筑波大学人文学類卒業。筑波大学大学院博士課程人文社会科学研究科歴史・人類学専攻修了。博士(文学)。現在、筑波大学人文社会系助教。専攻―日本近代思想史・史料学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
田中 友香理(タナカ ユカリ)
1987年、福岡県生まれ。筑波大学人文学類卒業。筑波大学大学院博士課程人文社会科学研究科歴史・人類学専攻修了。博士(文学)。現在、筑波大学人文社会系助教。専攻―日本近代思想史・史料学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

同じ著者名で検索した本