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出版社名:法政大学出版局
出版年月:2020年6月
ISBN:978-4-588-01117-7
768,74P 20cm
平等をめざす、バブーフの陰謀/叢書・ウニベルシタス 1117
フィリップ・ブォナローティ/著 田中正人/訳
組合員価格 税込 8,118
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内容紹介・もくじなど
平等をめざし、自由で幸福で平和に持続する形態を社会に与えることをめざしたとされる、いわゆる「バブーフの陰謀」。バブーフは処刑されたが、著者ブォナローティは処刑を免れ、30年後に亡命先で資料・証言を収集し本書を著した。「平等」が現実的なものとなって初めて、「自由」も現実的に保証される、とするバブーフの思想の意義が、いま明らかになる。あらゆる革命理論に多大な影響を与える重要文献。裁判などの証拠資料も合わせた全訳。
もくじ情報:革命の諸局面―テルミドールまで;平等擁護派―“パンテオン・クラブ”の創設と解散;秘密総裁府―設置とその組織;蜂起に向けて―警察隊の叛乱、そして山岳派との提携;蜂起直前―情勢判…(続く
平等をめざし、自由で幸福で平和に持続する形態を社会に与えることをめざしたとされる、いわゆる「バブーフの陰謀」。バブーフは処刑されたが、著者ブォナローティは処刑を免れ、30年後に亡命先で資料・証言を収集し本書を著した。「平等」が現実的なものとなって初めて、「自由」も現実的に保証される、とするバブーフの思想の意義が、いま明らかになる。あらゆる革命理論に多大な影響を与える重要文献。裁判などの証拠資料も合わせた全訳。
もくじ情報:革命の諸局面―テルミドールまで;平等擁護派―“パンテオン・クラブ”の創設と解散;秘密総裁府―設置とその組織;蜂起に向けて―警察隊の叛乱、そして山岳派との提携;蜂起直前―情勢判断と戦術会議;平等者の共和国―財産・労働共同体と人民主権;市民の共和主義的紐帯と統治機構;教育―新しい社会道徳の涵養;蜂起後の施策。しかし密告による挫折;ヴァンドーム高等法廷;証拠書類篇;補足資料
著者プロフィール
ブォナローティ,フィリップ(ブォナローティ,フィリップ)
1761年イタリア・ピサ生まれ、1837年パリで没。洗礼時のフルネームはフィリッポ・ジュゼッペ・マリーア・ロドヴィーコ・ブォナローティFilippo Giuseppe Maria Lodovico Buonarrotiであった。フランス革命勃発後にコルシカ島で親仏派の革命運動に参加。1793年5月にフランスに帰化。93年4月にはパリに赴き、ロベスピエールとも接触。オネーリアを統治する革命委員として当地で社会変革に、またイタリア民族統一に向けた拠点形成に努力。恐怖政治家と訴えられてパリに召喚、収監されたル・プレシ監獄でバブーフらと結びつき…(続く
ブォナローティ,フィリップ(ブォナローティ,フィリップ)
1761年イタリア・ピサ生まれ、1837年パリで没。洗礼時のフルネームはフィリッポ・ジュゼッペ・マリーア・ロドヴィーコ・ブォナローティFilippo Giuseppe Maria Lodovico Buonarrotiであった。フランス革命勃発後にコルシカ島で親仏派の革命運動に参加。1793年5月にフランスに帰化。93年4月にはパリに赴き、ロベスピエールとも接触。オネーリアを統治する革命委員として当地で社会変革に、またイタリア民族統一に向けた拠点形成に努力。恐怖政治家と訴えられてパリに召喚、収監されたル・プレシ監獄でバブーフらと結びつき、釈放後、パンテオン・クラブの設立に参加。「バブーフの陰謀」指導部(秘密総裁府)のひとりとして逮捕、ヴァンドーム裁判で流刑宣告。しかし、「殺人的風土」の地への流刑は免れ、97年から1801年までペレ島、オレロン島に、1806年からはジュネーヴに移り、カルボナリ党の活動への参加、フリーメーソン支部の結成など、秘密結社活動を続行。23年にはスイスから追放され、24年からブリュッセルに。30年7月革命の報せにパリに戻り、ブランキ、ルイ・ブランなど、またイタリア統一運動(リソルジメント)の指導者マッツィーニへの助言者

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