個人情報保護・データ保護分野の法制度・実務を体系的に解説した決定版。日本法の下での最新の議論・実務の詳細な解説に加え、ＧＤＰＲ、ＣＣＰＡほか各国の法制度を日本企業に関連するポイントとともに解説。２０２０年の個人情報保護法改正の解説も収録。
もくじ情報：第１編　個人情報保護法の立法・改正経緯（個人情報保護法制定の経緯と制定時における基本的考え方；プライバシーと個人情報―近時の個人情報法制の動向を踏まえつつ　ほか）；第２編　個人情報保護法の内容と実務対応（個人情報等の重要概念と個人情報保護法における規律の概要；要配慮個人情報　ほか）；第３編　個人情報保護法の枠外における本人の保護と新しい「権利」（個人情報漏洩とその民事上の責任；忘れられる権利　ほか）；第４編　海外のプライバシー保護法制と我が国企業の実務対応（総論；ＥＵ　ほか）；第５編　個人情報保護法の２０２０年改正（改正の経緯と概要；２０２０年改正法対応のための実務上のチェックポイント）

太田　洋(オオタ　ヨウ)
パートナー弁護士（西村あさひ法律事務所）。１９９１年東京大学法学部第二類卒業、１９９３年弁護士登録、２０００年ハーバード大学ロースクール卒業（ＬＬ．Ｍ．）、２０００年～２００１年Ｄｅｂｅｖｏｉｓｅ　＆　Ｐｌｉｍｐｔｏｎ法律事務所（ニューヨーク）勤務、２００１年ニューヨーク州弁護士登録、２００１年～２００２年法務省民事局付（任期付任用公務員。法務省民事局参事官室にて平成１３年・１４年商法改正・商法施行規則の立案作業に関与）、２０１３年～２０１６年東京大学大学院法学政治学研究科教授、２０１５年～２０１６年総務省ＩＣＴサービス安心・安全研究会「個人情報・利用者情報等の取扱いに関するＷＧ」構成員、２０１７年～２０１８年経済産業省「我が国企業による海外Ｍ＆Ａ研究会」委員。現在、株式会社リコー社外監査役、日本化薬株式会社社外取締役、電気興業株式会社社外取締役、一般社団法人日本取締役協会幹事