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出版社名:日経BP日本経済新聞出版本部
出版年月:2020年9月
ISBN:978-4-532-17688-4
372P 19cm
MORE from LESS 資本主義は脱物質化する
アンドリュー・マカフィー/著 小川敏子/訳
組合員価格 税込 2,376
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内容紹介・もくじなど
「経済成長は資源消費量を増やす」「社会が豊かになれば、自然を壊す」―人間が繁栄すればするほど、天然資源は枯渇し食糧生産は限界を迎えるという予想が、無批判に信じられてきた。だが実際には、予想と正反対のことが起きた。もはや人類と自然界のトレードオフの関係は終わった。資本主義は発展しつづけ、世界中に勢力を拡大しつづけているが、同時にテクノロジーが資源を使わない方向に進歩した。人類は多様なデジタル技術を開発し、消費の脱物質化を実現させた。デジタル技術の進歩により、物理的なモノが、デジタルのビットに取って代わられた。かつて複数機器を必要とした作業は、いまやスマホひとつで事足りる。地球から取り出す資源は減…(続く
「経済成長は資源消費量を増やす」「社会が豊かになれば、自然を壊す」―人間が繁栄すればするほど、天然資源は枯渇し食糧生産は限界を迎えるという予想が、無批判に信じられてきた。だが実際には、予想と正反対のことが起きた。もはや人類と自然界のトレードオフの関係は終わった。資本主義は発展しつづけ、世界中に勢力を拡大しつづけているが、同時にテクノロジーが資源を使わない方向に進歩した。人類は多様なデジタル技術を開発し、消費の脱物質化を実現させた。デジタル技術の進歩により、物理的なモノが、デジタルのビットに取って代わられた。かつて複数機器を必要とした作業は、いまやスマホひとつで事足りる。地球から取り出す資源は減少している。人類は経済成長と資源消費量を切り離すことに成功し、経済の脱物質化へと舵を切った。このすばらしい現象について、なぜそれが可能となったのかを解き明かし、どんな可能性を秘めているのかを記していこう。テクノロジーの進歩、資本主義、市民の自覚、反応する政府―“希望の四騎士”が揃えば人間と自然の両方が、よりよい状況となる。この先の人類が繁栄しつづける道がここにある。
もくじ情報:マルサス主義者の黄金時代;人類が地球を支配した工業化時代;工業化が犯した過ち;アースデイと問題提起;脱物質化というサプライズ;なぜリサイクルや消費抑制は失敗するか;何が脱物質化を引き起こすのか―市場と驚異;アダム・スミスによれば―資本主義についての考察;さらに必要なのは―人々、そして政策;“希望の四騎士”が世界を駆け巡る;どんどんよくなる;集中化;絆の喪失と分断;この先にある未来へ;賢明な介入;未来の地球
著者プロフィール
マカフィー,アンドリュー(マカフィー,アンドリュー)
マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院首席リサーチ・サイエンティスト。MITデジタル経済イニシアティブの共同創設者兼共同ディレクター。デジタル技術がどう世界を変えるのかを研究している。フォーリン・アフェアーズ誌、ハーバード・ビジネス・レビュー誌、エコノミスト誌、ウォール・ストリート・ジャーナル紙などに寄稿するほか、世界経済フォーラム、TEDなどにも登壇している。MITとハーバード大学にて複数の学位を取得。マサチューセッツ州ケンブリッジ在住
マカフィー,アンドリュー(マカフィー,アンドリュー)
マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院首席リサーチ・サイエンティスト。MITデジタル経済イニシアティブの共同創設者兼共同ディレクター。デジタル技術がどう世界を変えるのかを研究している。フォーリン・アフェアーズ誌、ハーバード・ビジネス・レビュー誌、エコノミスト誌、ウォール・ストリート・ジャーナル紙などに寄稿するほか、世界経済フォーラム、TEDなどにも登壇している。MITとハーバード大学にて複数の学位を取得。マサチューセッツ州ケンブリッジ在住

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