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出版社名:中央公論新社
出版年月:2020年10月
ISBN:978-4-12-005346-7
418P 21cm
日中の「戦後」とは何であったか 戦後処理、友好と離反、歴史の記憶
波多野澄雄/編著 中村元哉/編著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:本書は、戦後の日中関係史の決定版として刊行する。最大の特徴は、日中双方の第一線の識者が共同で研究に取り組んだ点と、歴史学者と国際政治学者が連携することで、国際環境の中で日中関係を位置づけ直した点にある。戦後の日中関係史は、中国においては公式の歴史観との距離を見定める必要が発生し、日本においてはイデオロギー対立を招く冷戦的思考を呼び覚ましやすい点で、日中間の対話はつねに難しさをはらみ、その成果物は十分とは言えない。本書では、【戦後処理】【戦後の中国観・日本観】【戦後の「ヒト」の移動】【戦争の記憶】【戦後から国交正常化】【日中関係黄金期】【対中政策・対日政策】という重要テーマを網羅し、両…(続く
内容紹介:本書は、戦後の日中関係史の決定版として刊行する。最大の特徴は、日中双方の第一線の識者が共同で研究に取り組んだ点と、歴史学者と国際政治学者が連携することで、国際環境の中で日中関係を位置づけ直した点にある。戦後の日中関係史は、中国においては公式の歴史観との距離を見定める必要が発生し、日本においてはイデオロギー対立を招く冷戦的思考を呼び覚ましやすい点で、日中間の対話はつねに難しさをはらみ、その成果物は十分とは言えない。本書では、【戦後処理】【戦後の中国観・日本観】【戦後の「ヒト」の移動】【戦争の記憶】【戦後から国交正常化】【日中関係黄金期】【対中政策・対日政策】という重要テーマを網羅し、両国の歴史認識(の差異)を明らかにした点に刊行意義と新しさがある。
「戦前・戦中」の何を放棄して、「戦後」をどのように積み上げたのか?両国有識者が新たな視点で日中の国家観、外交戦略、歴史認識を問い直す決定版。
もくじ情報:序章 本書で明らかにすること;第1章 戦後処理と国際秩序の再編;第2章 戦後の中国観・日本観の形成と変化;第3章 戦後の人の移動;第4章 戦争の歴史の記憶;第5章 戦後から国交正常化まで―1952‐72年;第6章 日中関係黄金期―1972‐92年;終章 総括―戦後日本の対中政策と中国の対日政策;結び
著者プロフィール
波多野 澄雄(ハタノ スミオ)
内閣府アジア歴史資料センター長、外務省『日本外交文書』編纂委員長、筑波大学名誉教授。1947年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)。防衛研究所研究員、筑波大学教授、同副学長などを経て現職
波多野 澄雄(ハタノ スミオ)
内閣府アジア歴史資料センター長、外務省『日本外交文書』編纂委員長、筑波大学名誉教授。1947年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)。防衛研究所研究員、筑波大学教授、同副学長などを経て現職

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